KIP_XML2001グループ 関谷 No.1 レポート
2001年11月30日 3.4 アリバ・サプライヤ向けのソリューション提供における業務提携追加 関谷トップページへ XMLトップページへ

KIP_XML2001グループ KPC 関谷 No.1 レポート

1.昨年の活動の発表・報告

2.最近のニュースなどからのXMLリンク集への追加や更新

 XML関連の情報は、XMLコンソーシアムのサイト(本、セミナー、展示会、視察旅行、部会の活動計画、メールなど)や日本XMLユーザーグループのサイトに詳しい。そして、ある程度の事例は、XML関連のベンダーのサイトに紹介してある。それらを、小生のリンク集には、ピックアップしている。

3.EDI関連

3.1 XML化の問題点で、TOTOの方にメールで確認した

 EDIでのxml化は、取引先や社内の事業部のシステム変更を伴う。「TOTOの全社調達システム」でのXML化断念の経過については、『特集 XMLの“常識”を覆す 見えてきた万能幻想の真実 (日経コンピュータ2001年3月12日号)』に、詳しい。TOTO池田さんからのメールでも、記事と同じであった。

3.2 住友電工の新Web購買システム

 一方、住友電工は、日本IBMの下で構築を進めてきた、インターネット上で生産原料などの購買・調達などの取引を行う新Web購買システムを2000年7月稼動させた。そして、関係会社(住友電工情報システム)を通じて、楽々Procurement(らくらくプロキュアメント)としてそのシステムの外販を行っている。

 

3.3 伊藤忠商事株式会社が運営するB to B WebサイトINFIMe.COM

「伊藤忠商事(株)自動車輸出入部品のSCM(Supply Chain Management)を 目指すBtoBウェブサイト「INFIMeX.COM」 (INFormation, IMport and EXport)を2000年2月から立ち上げました。このサイトは、国内サプライヤーの工場出荷数量、 海外バイヤーの生産消費数量等の情報を共有化し、特定企業内だけの最適化を 目指すのではなく、サプライチェーンに参加する企業の全体の在庫水準・ 発注期間等の最適化を行います。今後、国内の自動車メーカー、自動車部品 メーカーと海外の同様のメーカーに対し広くサービスを提供していく予定です。」とのこと。

 

3.4 アリバ・サプライヤ向けのソリューション提供における業務提携

 松下電工インフォメーションシステムズ、ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ、インフォテリアの3社がアリバ・サプライヤ向けのソリューション提供で提携 〜 急激な成長が見込まれるアリバ・サプライヤ向け包括的ソリューションをメニュー化 〜 2001年10月1日
 これに関連してセミナー「企業を成長へと導く電子購買の世界」が2001年 12月 12日(水) 13:00〜17:00(受付開始12:30〜)場所 東京 飯田橋 ホテルエドモント である。 『アステリア』,『Ariba Buyer』 などの紹介がある。(2001.11.30追加)

4.電子文書関連

4.1 e-キャビネット(sharp)

 XML対応 社内ペーパレス化を実現。社内の伝票を電子化。短期立上げ、運用負荷のないシステム環境が構築できます。従来のワークフローでは実現が困難な、電子フォーム入力による起案及び承認・保存・検索機能の「e-キャビネット」です。
 <特徴>短期導入:電子伝票の開発が容易(Accelio CaptureTM FormFlow Designerによる) ※Accelio CaptureTM FormFlow はカナダAccelio社(旧JetForm)の登録商標です。(4.4参照)

4.2 「電子申請推進コンソーシアム」

参加企業一覧から、各社のWebページにリンクできる。

 このリンク集でも、たくさんのページが団体・組織別に参照できる。

4.3 e-ビジネスフォームのトータルサービス「Japplic」(日本法令)

 「電子申請推進コンソーシアム」への参加企業のひとつ「日本法令」がはじめたもの。「行政機関への各種申請・届出に関する書式をインターネットを介し、FormFlow99形式またはMicrosoftWord形式にて、ご提供するサービスです。個々の行政機関の窓口に出向くことなく、このサイトから様式を入手できます。」とある。

4.4 アクセリオ ジャパン株式会社

 「電子申請推進コンソーシアム」への参加企業のひとつ。上の日本法令がはじめたJapplicでの「FormFlow99形式」の開発元。
Accelio Capture FormFlow「アプリケーション群を使用して、組織がデータ捕捉のためのXMLベースのインテリジェントな電子フォームを設計、テスト、導入できます。クライアント/サーバ、およびブラウザ/サーバ・アーキテクチャ両方のための、ゼロ管理、セキュリティ、豊富なアプリケーション機能が組み合わされているのは、FormFlowだけです。」 とある。