2002.1.31 アビリティコース用に編集 関谷トップページへ アビリティ2001 トップページへ

「アビリティ2001 画像処理」No.1 画像処理概要(写真)、Photoshop 第1章 概要

実習の進め方−テキストの例題、作品の作成

 Photoshopを使う画像処理の学習を今日から半日2.5Hを単位として8回します。各章が終わったら、その章までの学習した機能を使って各自の作品を作ることにします。まだ、テキストで学習していない機能を使いたい場合は、ヘルプやテキストの参考ページを参照してください。

 Photoshop6.0の参考書は、たくさんあるが、「Photoshopの友 Ver.6.0対応単行本 - 299 p (2001/05/01) エムディエヌコーポレーション ; ISBN: 4844355953 ; サイズ(cm): 24 x 19(3600円) 」と「Photoshop 6.0 for Windows MENU MASTERエクスメディア (著) 単行本 - 587 p (2001/03/01) クスメディア ; ISBN: 4872831764 ; サイズ(cm): 23 x 19 (2,700円)は、コマンドの参照用に便利である。
 そして、実践で使えるPhotoshop 6.0活用ガイド アスキームック(1280円)は、Photoshop6.0の新機能と、それらの機能を使用した作例を紹介。新バージョンの差分情報を求める中・上級者にも、初級ユーザーにも対応とある。
 同じシリーズで、Photoshop 6.0Jビュンビュンテクニック―基本技から、プロのスーパー実践テクまで、フォトショップの奥義、すべて教えます! アスキームック も良く、まとまっている。著者のメッセージ(「“使う”と“操作する”は違う。たとえば画像を補正する場合、的確な補正ができるのと補正コマンドの操作ができるのとでは大きな違いがある。...」)によると、こちらが基礎編のようである。

はじめに、本書の使い方、目次、サンプル画像のダウンロード、索引

 この「はじめてのXX最新カラー版」のシリーズの1冊をアビリティコースでは、はじめて使う。構成はシリーズで統一して、使いやすいものにしてある。もちろん、それぞれのソフトの機能が違うのだから,内容は当然、異なってくるが。(今年の専門課程の1年生は、このシリーズを5冊使い、Windows2000,Word2000,Excel2000、Illustrator9.0,Photoshop6.0を学習しました。)
 目次、本文をめくって見ると分かるように、photoshopは画像を修正・加工・合成する道具である。  著者のホームページがある。その「WORKS」には、Webデザイン作品例がある。

サンプル画像のダウンロード

 サンプル画像を、テキストにあるように、出版社のサイト-秀和システム・ホームページ-からダウンロードして、解凍したものを、次のファイルサーバのフォルダにコピーしている。皆さんは、このフォルダから各自のホームフォルダ(ローカルドライブ?)にコピーして使ってください。(なお、画像にも著作権があるので、私的の利用に限る。)
 d302sv02のread(i:\)のphoto_sample
 この中では、章ごとのフォルダに分けてある。

写真、カメラ、デジタルカメラ等のサイト

Photoshopを使うとしても、その前提知識や関連の情報が欲しい。そこで、Yahooで「写真 講座 カメラ 」を検索した結果、9521件あった。その最初の3サイトを引用する。必要に応じて、参照のこと。

 なお、カメラの変遷に付いては、やさしく科学! 5年の科学10号ふろく[カメラの変遷]が、概要を説明している。このページの最後にリンクがあり、 ニコンWebページ「一眼レフ入門」やコニカWebページ「楽しい写真教室」などを紹介している。

デジタル画像, 画像処理ソフト, ユーザのサイト

Web上のデジタル画像の利用について

 Webにあるデジタル画像にも著作権があるので、私的の利用に限るが、画像のWebサイトを下に幾つか紹介する。
 Web上の画像のファイルへの保存方法:画像の中で右クリックし、ショートカットメニューの「名前を付けて保存」をクリックする。次に、「画像の保存」ダイアログボックスが開くので、保存する場所、ファイル名を指定して「保存」をクリックする。
「Digital Photo Gallery」は、デジタルカメラで撮影された作品発表の場です。たくさんの方に本ギャラリーでの作品展をご覧になっていただきたいので、周囲の方にご紹介いただければ幸いです。」とある。
 Yahoo!で「photo ギャラリー」をキーワードに検索した結果、64件のYahoo!登録サイトに一致した。その中には、Gallery(風景写真サイト) Presented By PLN Photographersなどがある。

著作権フリーの素材集

 高橋先生が集められた著作権フリーの素材集を紹介する。[I:\visio_excel\素材集]フォルダにあるものは、すべて、自由に使ってよい。

フリーの画像処理ソフト、Windowsのペイントなど

 画像ファイルを見たり、jpgに変換して保存したりするフリーのソフト(画像ビューア・画像整理ソフトウエア)に、[I:\Archives\Liner\Liner.exe]がある。(高橋先生の推薦ソフト)。これの左側の「フォルダツリーウインドウ」でフォルダを選択すると、そこにあるjpgのファイルは、右側の「サムネイルウインドウ」で縮小の画像が表示される(サムネイル表示)。このソフトの使い方は、起動後のヘルプを参照のこと。

 アクセサリにある「ペイント」は、写真の簡単な修整をすることができる。

 Officeに添付される「Photo Editor」も、写真を修整することができる。

画像ソフトのライブラリ

 このほかにも、フリーやシェアウェアがあるので「窓の杜」「ベクター」などを探してみると良い。Hyper-Paint 国産ペイント・レタッチソフト, GIMP for Windows ja パッケージ フリーで高機能なグラフィックソフト、GIMPのWindows移植版 などがある。

 有償の有名なソフトとしては、このコースで学習するPhotoShopのほかに、PaintShop Proなどがある。後者のソフトを使ったページも、PhotoShopでの作品つくりに役立つと思われる。

画像処理のユーザのWebサイト

 画像処理のユーザのWebサイトは、それぞれのソフト名をキーワードにして、検索エンジンで探せる。Photo Shop をキーワードに検索した結果 1件のYahoo!カテゴリ、 130件のYahoo!登録サイトに一致しました。 Paint Shop をキーワードに検索した結果 1件のYahoo!カテゴリ、 27件のYahoo!登録サイトに一致しました。

デジタルカメラとイメージスキャナー

デジタルカメラ等での撮影と画像の取込み

 いろんなデジタルカメラ等が使われるようになった。それらは、パソコン接続キット(パラレル、USBなど)・スマートメディアやE-Mailの添付ファイルなどにより、画像をPCに取込めるようになっている。
 教室では、昨年夏の北九州博覧祭2001−物作りメタルカラー館内 KPC情報系体験コーナーでの電子名刺を作ったPCとカメラ(I-O DATA USB-CCD(25万画素1/4インチCCD),OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom)などがある。それらのカメラからの画像を取り込めるようにドライバー・アプリケーションソフトなどをインストールしたノートPCをこの教室のネットワークに接続して使うことができる。あるいは、教卓のPCに(OSはWindowsMEで、USB-CCDドライバーを)インストールしたので、Photoshopから読み込むことができる。

イメージスキャナーによる写真の読込み

 皆さんの撮った写真などがあれば、イメージスキャナで読み込んで利用できる。

D302教室の教卓PC:EPSON カラリオ・スキャナ GT-8200UF(解像度1600dpi、USB接続)

 D302教室の教卓PCには、EPSON カラリオ・スキャナ GT-8200UF(解像度1600dpi、USB接続)を準備している。
 使い方は、ファイルサーバのread\gt8200\USE_G\index.htmをダブルクリックし、ユーザーズガイドを参照のこと。紙のスタートアップガイドは、本体の横に付けてある。簡単な操作メモは、以下のとおり。
a)スキャナのACアダプタを机下の電源タップに差し込む。
b)PhotoshopやPhotoEditorなどのTWAIN対応アプリケーションソフトを起動して、ファイル->読込み->[EPSON TWAIN5...]を選択する。
c)ドライバが起動されて、スキャナ ドライバ ソフトウェアのTWAIN5操作画面になる。全自動での読み込みを行う。これを「キャンセル」して、マニュアルでの読み込みを行う。

1)原稿を下側にして、原稿の左上をガラスの左下隅(原稿位置あわせマーク)に合わせてカバーをする。
2)TWAIN操作パネルで、「PREVIEW」ボタンをクリックする。
3)読込み範囲を指定したいときは、プレビュー画像の上をドラッグし、赤い線で囲む。
4)TWAIN操作パネルで、「SCAN」ボタンをクリックする。これで、数秒して、アプリケーションソフトに、画像が読み込まれる。
5)TWAIN操作パネルで、「EXIT」ボタンをクリックする。これで、TWAIN操作画面が閉じる。
6)アプリケーションソフトで、加工して、圧縮保存(「Web用に保存」p.184-185)を行う。
 設定での圧縮形式は、写真の場合は、jpegが良い。(P.183参照)
 保存先は、D302sv02のwrite(J:\)の各自のフォルダとする。
 ファイル名は、皆さんが分かる名前とする。Webページで使う場合は、半角の英数字が良い。

C302教室の教卓PC:CanoScan FB610P(解像度600×1200dpi、パラレル接続)

 C302教室の教卓PCには、CanoScan FB610P(解像度600×1200dpi、パラレル接続)を準備している。
 使い方は、i:\archives\canoscan_fb610\Tutorial\Fb610j.exeを起動して、自動デモを参照のこと。マニュアルは、i:\archives\canoscan_fb610\Manualフォルダにある。ユーザーズマニュアル(3105\610j.pdf)と、スキャニング・ガイド(Scanning.pdf)である。簡単な操作メモは、以下のとおり。
a)スキャナのACアダプタを机下の電源タップに差し込む。
b)PhotoshopやPhotoEditorなどのTWAIN対応アプリケーションソフトを起動して、ファイル->読込み->[CanoScan FB610]を選択する。
c)ドライバが起動されて、スキャナ ドライバ ソフトウェアのTWAIN-P操作画面になる。

CanoScan FB610のTWAIN-P操作画面
1)原稿を下側にして、原稿の左上をガラスの左下隅(原稿位置あわせマーク)に合わせてカバーをする。
2)TWAIN操作パネルで、「PREVIEW」ボタンをクリックする。
3)読込み範囲を指定したいときは、プレビュー画像の上をドラッグし、赤い線で囲む。
4)TWAIN操作パネルで、「SCAN」ボタンをクリックする。これで、数秒して、アプリケーションソフトに、画像が読み込まれる。
5)TWAIN操作パネルで、「EXIT」ボタンをクリックする。これで、TWAIN操作画面が閉じる。
6)アプリケーションソフトで、加工して、圧縮保存(「Web用に保存」p.184-185)を行う。
(設定での圧縮形式は、写真の場合は、jpegが良い。(P.183参照)
 保存先は、j:\CanoSacnFB610フォルダとする。
 ファイル名は各自の出席番号2桁と追い番とする。
 保存したファイルは、各自のPCで、自分のホームフォルダに移動すること。)

アドビシステムズ社のフォトショップWebページほか

 このソフトの特徴などの製品情報については、アドビシステムズ社のフォトショップWebページ-http://www.adobe.co.jp/products/photoshop/main.htmlなどを参照すると良い。新しい機能などがある。

 製品の情報、サポート情報、ギャラリー、チュートリアルなどもある。

BIGLOBEサーチ Photoshopでは、個人などでのPhotoshopTipsサイトが検索できた。

(Photoshop 6.0)第1章 Photoshop6.0を使うには

1.Photoshopって何ができるの?

 画像処理のことなら,何でもできるといえる。画像の加工(修正)・合成、イラストを描く、ホームページの素材を作るなどさまざま。イメージの処理だけでなく、ペンツール・描画ツールで、ベクトルデータで描画できる。テキスト関連の機能も強化されている。Webページ(ホームページ)用の画像もImageReadyとの連携で、便利になっている。

アドビシステムズ社のフォトショップWebページ 製品概要を参照のこと。

2.Photoshopを使えるようにする(実習教室ではセットアップ済み)

 この教室では、既にセットアップ済みである。個人で購入した場合などに、これを参照してセットアップのこと。

3.Photoshopの起動・終了、環境設定ダイアログを開く

 スタートボタンからの起動が解説されている。4段階のポイントが忙しいなら、最後に右クリックして、「送る」->「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックすれば、デスクトップのショートカット(アイコン)から起動できる。
 このほかに、§5で説明があるが、デスクトップのショートカットにPhotoshopで作ったファイルがある場合には、そのファイルから、Photoshopプログラムを起動することもできる。

4.Photoshopの基本操作(初期画面の機能と名称、、パレットの表示・非表示)

 オプションバー、ツールボックス、パレットなどがある。別紙(A3サイズ3枚)にクイックリファレンスカードをコピーしたので利用のこと。

5.サンプル画像を開く(アイコンから、ファイルメニューから)

 既存のファイル-このソフトに添付のサンプル画像を開いて表示するには、エクスプローラで、インストールされたパス(C:\Program Files\Adobe\Photoshop 6.0.2\Samples)をたどって、シマウマ.psdや手.psdをダブルクリックする。そうすると、Photoshopが起動し、画像が開かれる。
 あるいは、Photoshopを起動した後、「ファイル」メニューから「開く」を選択して、「開く」ダイアログボックスで「フィアルの場所」の右のボタン(▼)をクリックして、C:\Program Files\Adobe\Photoshop 6.0.2\Samplesを指定する。そして、下の一覧から、開きたいファイル(シマウマ.psdや手.psd)を選択して、「開く」をクリックする。そうすると、指定したファイルが表示される。

6.画像の保存(別名で保存、Web用に保存)

 テキストでは、「保存する場所」として「デスクトップ」を使っているが、教室では、各自のファイルサーバのホームドライブに、必要なフォルダを作って保存することを勧める。
 画像のファイルは、テキストやイラストに較べると巨大である。修正・加工中は、Photoshopのファイル形式(psd)で保存するのが良いが、加工などのPhotoshop作業が完了したら、「Web用に保存」で圧縮した形式(jpegなど)で保存するのが良い。後者については、第6章 「Web用の画像を作ろう」に詳しいので、そこを参照のこと。

7.使い方に困ったら(ヘルプの使い方)

 目次(見出しごとに分類)と索引(アルファベット順、あいうえお順)からオンラインでの検索が出来る。初心者は、まず、目次から、調べるのが良い。索引からの検索については、最初は、この分野やアプリケーション・ソフトの専門用語になじみが少ないので、ぴったりした検索が難しい場合がある。

8.アドビ オンラインを使う

 インターネットに接続して、アップグレード情報やサポート情報、ギャラリーなどを入手できる。しかし、このメニューからの接続は時間が掛かるようである。直接、前述のアドビのPhotoshopサイトに接続するのが良い。

Q&A

 インストール時のトラブル、標準のインストール先、終了の仕方、パレット位置の初期化などについて、説明している。