2000年9月19日更新(5-5例題1のタイトルの変更、ウォッチ式の変更)
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「コンピュータ基礎実習」(2000年U期) No.15 Visual Basic(6) 第5章 制御構造(2)

2000.9.18 関谷

1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)(20分)

タッチタイピングに慣れるまで、ポジション練習から、「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。なお、VBなどの実習では、キーを見ないで入力するように、心がけること

2.前回のVisual Basicの学習-基礎編 5章 制御構造(5−1から5−3)についてのコメント

5-1 Withステートメント

(フォルダ「日付確認」を使う。)

5-2 Ifステートメント

 条件判断。 (例題2-3のテストを行うため、新しいフォルダ「5-2If]をつくり、そこで新しいプロジェクトと必要なフォーム-コードのオブジェクト名に対応させたもの-を作る。)

5-3 Selectステートメント

 条件判断。

5-3例題1:フォームとしては、前の5-2の例題2を変更して使える。

実習とレポートを見て

 5-2,5-3では、新しいフォームを作り、条件分岐のIf...Then,If...Then...Else,Select Case文を学習した。「点数入力・判定」などのフォームの作成をコードでの仕様から行ったが、これまでの復習になったと思う。実際に、いくつかのフォームとコード(プログラム)を作ることで、VBのプログラムを自分で作れるようになりましょう。

レポート(テキストファイル)には、1行目に 月日、番号、氏名を加えること。単に、友人のファイルをコピーして名前だけを変えても、意味が無い。

3.Visual Basicの学習-基礎編 第5章 制御構造(5-4から、練習問題まで)

 5章では、Withステートメント(同じオブジェクトに対する処理)、If・Selectステートメント(条件判断)、CheckBoxとOptionButtonを使った例、For・Doステートメント(繰り返し処理)、Exit(制御構造やプロシージャの強制終了)を学んでいます。

3.A 第5章 制御構造(5-4から)の実習

5-4 CheckBoxとOptionButtonを使った例

 条件判断を使った例。
 ここでは、新しいプロジェクトを開き、「デジタル時計」を新しいフォルダに作ります。フォルダの名前は、提出用に合わせて、最初から「出席番号2桁氏名v6デジタル時計」としても良い。(フォームやプロジェクト ファイルの名前では、出席番号・氏名などは不要です。)
 フォームのデザインでは、これまでと同じく、最上部にタイトルのラベルを付けてください。(プログラム名:5-4デジタル時計、作成年月日:2000.9.18、番号:nn、氏名:などです。)

練習問題5-1 デジタル時計の終了、秒針の色を変える

 5-5に進む前に、練習問題5-1をとく事にする。
終了ボタンで、プログラムを終了させる。
色の変化ボックスをオンにしたとき、秒針が進むごとに、色を変える。
 文字の色を変えるには、QBColor関数を使う。
色番号tempColorの設定方法は、ヒントではSelect..Caseを使い、秒の範囲で代入することを説明し,付録の解答で、コーディング例がある。別のやり方は、秒を10で割って整数に変え、1を加える。(ちょうど、この計算式で良い。)

5-5 Forステートメント

 繰り返し処理。

例題1(iを1からnまで反復して1の和をFor i=1 To n ... Next iで求める)

例題1:1から10まで反復して1の加算をFor...Nextで求めます。
テキストでは、フォームを使っていませんが、「合計」ボタンのクリック終了値nをテキストボックスから取得し、この計算を行い結果(total,i)を表示するフォームを作りましょう。フォームの上部には、タイトル(課題名から氏名まで)を表示すること。

プログラムの動きを「8-1 ステップ実行」で見る

 p.177では、プログラムの動きを図解しています。これに対応するVBの「デバッグ」機能(「8-1 ステップ実行」を参照)を使いなさい。このデバッグ作業では、終了値nを3などの小さい繰り返し数で確認することで十分です。(10回も繰り返す必要が無い。)
「デバッグ」ツールバーの表示 p.274
ウォッチ式の追加、iとnとtotal p.280
ステップイン p.275とウォッチウィンドウ p.281の一番下の図を参照

例題2(iを1からnまで+2ごとに反復してiの和をFor i=1 To n Step 2 ... Next iで求める)

例題2は、合計の求め方が違います。ファイル名の変更で、フォーム、プロジェクトを保存した後で、タイトルやコードの変更をして下さい。p.178でのコードの動きの説明に対応して、例題1でのデバッグと同様に、ウォッチ式の追加、ステップインでウォッチウィンドウを参照のこと。

5-6 Doステートメント

 Do While... Loop, Do...Loop While あるいは、Do Until ... Loopなどの繰り返し処理。

例題1,2

 例題1,2とも、テキストでは、MsgBoxで解の表示をして、フォームを使っていません。実習では、「計算」ボタンのクリック必要数単位数をテキストボックスから取得し、この計算を行い、仕入れ数quantityを表示するフォームを作りましょう。フォームの上部には、タイトルを表示すること。
p.180でのコードの動きの説明に対応して、5-5例題1でのデバッグと同様に、ウォッチ式の追加、ステップインでウォッチウィンドウを参照のこと。

5-7 Exitステートメント

 制御構造やプロシージャの強制終了。

3.B 第5章 重要事項の確認と練習問題5-2

練習問題5-1 デジタル時計の終了、秒針の色を変える(3.Aで実習済み)

練習問題5-2 金額計算プログラムで、CCur関数のエラー回避

 金額型のテキストボックスで、空白のときのCCur関数のエラー回避をする。
 GetFocus,LostFocus,IsNumericなどの関数を使用する。

4.今日のレポートの提出

 今日の学習(5章の練習問題まで)について、テキストファイルでよいので、概要をまとめて、考察を付けなさい。このファイルには、1行目に 月日、番号、氏名を加えること。(単に、友人のファイルをコピーして名前だけを変えても、意味が無い。) このファイルを「出席番号2桁氏名v6.txt」として、今日のプログラム「デジタル時計」(5-4、練習問題5-1)を保存したフォルダに保存しなさい。

 1)5-4で作成した「デジタル時計」フォルダの名前を変え「出席番号2桁氏名v6デジタル時計」(vbプログラムのファイル類と概要・考察のテキストファイルを含む)とする。
 2)5-6例題2のフォルダ名を「出席番号2桁氏名v6_5-6例題2」(vbプログラムのファイル類を含む)とする。
 3)上の2つのフォルダを提出ドライブKipwrite(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「Vb06デジタル時計9.18」フォルダにコピーすること。