2000年9月4日更新(新規作成)
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「コンピュータ基礎実習」(2000年U期) No.11 Visual Basic(2) 3章 画面デザインの基礎

2000.9.4 関谷

1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)(20分)

タッチタイピングに慣れるまで、ポジション練習から、「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。

2.前回のVisual Basicの学習-基礎編 第1章 最初に知っておこう、第2章 体験学習についてのコメント

第1章 最初に知っておこう

 VBの起動・終了、画面の構成、ヘルプ、メンテナンスなどを学習。
 これからも、必要に応じて、ここを参照しましょう。
 CD-ROMからのサービスパックによるメンテナンスは、今後も発生したら、連絡します。
VBでのヘルプ(MSDNライブラリ)のほかにも、VBについてのWebページも参照しよう。

第2章 VBを体験してみよう

 はじめてのVBプログラムとして、「日付確認」のプログラムを作りました。
 仕様の確認、フォームの作成、コードの入力、実行、プロジェクトの保存・呼び出しです。
 フォームの一番上に、タイトルのラベルを付けて貰いました。今後も、フォームには、タイトルを付けること。

実習とレポートを見て

 ほとんどの皆さんが始めてのVBプログラミングでしたが、テキストを頼りに、「日付確認」プログラムが出来ました。Windowsプログラムが、案外、簡単にできるのです。体験で作成した「日付確認」プログラムを元に、今日は、時刻を自動的に表示するように改造していきます。

プログラムの保存(2-8)

 プログラムの保存(2-8)は、分かりにくいですね。デバッグ(実行)しようとすると、保存のボックスが出てしまうためです。このため、実行の前に「名前を付けてプロジェクトの保存」をするのが良い。その後は,(プロジェクトの)上書き保存をする。なお、フォームファイル(*.frm)があれば、プロジェクトのファイル(*.vbp)は、追加できます。これらを1つのフォルダにまとめるようになっています。メモ帳などで作る考察のファイル(*.txt)も、同じフォルダに保存してください。
 普通は、プロジェクト単位での保存や解放を行う。特定のファイルを扱いときは、従来の「上書き保存」、「名前を付けて保存」を行う。
(詳細は、<MDSNライブラリ>で、VBの「プロジェクトの作成,オープン,保存」、その関連項目の「ファイルの追加、解放、保存」などを参照のこと。

Windows Updateについて

 教室のパソコンを使っている時に、「重要な更新の表示」の窓が出た時の処理は、普通、「後で通知する」をクリックしてよい。
時間があれば、数分で済むことが多いので、「今すぐ表示」をして、Windows Updateを実行してください。「ダウンロード」−>ダウンロードの開始−>(使用承諾)はい−>(再起動)はいをクリックしてほしい。

3.Visual Basicの学習-基礎編 3章 画面デザインの基礎

 3章では、画面のデザインを中心に、より詳しくVBプログラミングを学習していきます。
 「日付確認プログラム」(前回作成したもの)を解析・改造しながら、イベントドリブンプログラミング、タイマー・コントロール、プロパティ、コントロールのいろいろなど。
 「金額計算プログラム」を新規に作成しながら、、コントロールをデザインするコツ、コントロールを整列するコツ、テキストボックスの値を取得する(プロパティ)、メソッドを理解するなどです。

3.A 「日付確認プログラム」(前回作成したもの)の解析・改造

form with title「日付確認」画面例を示す。
まず、前回のプログラムを開こう。(「2−9 プログラムを呼び出す」を参照)
 前回のプログラム(プロジェクトファイル)を選択して、VBを起動する。(あるいは、VBを起動して、「最近使ったファイル」タブで、ファイルを選択して、「開く」。)

3-1 プログラムはどこに記述すればよいか

 イベントドリブンプログラミング,
 プログラムの実行の順序(
   スタートアップフォームのInitialize,Lord,
   コマンドボタンのイベントを待つ、
   Unload)
 フォームのイベントのいろいろ。

3-2 タイマー・コントロールを使う

 これだけは、クリックのようなイベントを持たない。intervalで指定した時間の間隔で実行する。
 時計を秒表示で動かすことができる。
 (注)例1と例2とは、厳密に書くと例2となるが、form1しかないので、省略しても良い。
   タイマーの貼り付け後、オブジェクト名を変えているので、そのオブジェクト名でのコードになっている。これらが一致していないと、実行でエラー(オブジェクトが無い)になったり、秒での表示ができない。

3-3 プロパティを使いこなそう

 ラベルのキャプションなどを変える事ができる。フォント(文字)については、ダイアログボックスで指定するが、プロパティで指定することもできる。詳しい説明は、F1キーを押して、ヘルプで調べる。

3-4 コントロールの種類を知っておこう

練習問題3-1

 ここまでの改造とその実行・デバッグが完了したら、「日付確認」プログラムの改造が終了した。プロジェクトの解放をする。

3.B 「金額計算プログラム」を新規に作成しながら

3-5 コントロールをデザインするコツ

 すべてのフォームのデザインに、タイトルのラベルを一番上に置くこと。そこで、プログラム名、作成年月日、科名、出席番号(学籍番号の下2桁)、氏名を表示する。
form 金額計算 with title「金額計算」画面例を示す。

3-6 コントロールを整列するコツ

3-7 プロパティの値の取得と演算-テキストボックスの値-

(時間が足りなくなったので、3−7以下は、次回の学習とする)

3-8 メソッドを理解しよう

第3章のまとめ、重要事項の確認と練習問題

4.今日のレポートの提出

 今日の学習(3−6まで)について、テキストファイルでよいので、概要をまとめて、考察を付けなさい。このファイルを「出席番号2桁氏名v2.txt」として、今日のプログラム「金額計算」を保存したフォルダに保存しなさい。

 今日作成したフォルダの名前を変え「H:\vb\出席番号2桁氏名v2金額計算」(vbプログラムのファイル類と概要・考察のテキストファイルを含む)として、これを提出ドライブKipwrite(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「VB02金額計算9.4」フォルダにコピーすること。
 なお、前回と同じフォルダ名だが、秒を表示するように改造した「日付確認」のフォルダもコピーのこと。