2000年8月28日更新
  関谷トップページへ コンピュータ基礎実習トップページへ

「コンピュータ基礎実習」(2000年U期) No.9 Worcd/Excel・PowerPoint

2000.8.28 関谷

1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)(20分)

4週間の夏休みでキーボードから遠ざかっていたので、少し思い出すまで戸惑うかもしれません。しかし、すぐに元に戻るのではないでしょうか。タッチタイピングに慣れるまで 「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。150文字/分から200文字/分を目指しましょう。

2.前回のExcel(2)実習についてのコメント

  1.  前回の実習では、電源のブレーカが半分のpcで落ちてごめんなさい。自衛策として、こまめに上書き保存するのが良いでしょう。学習での効果としては、2回目は、早くできるし、操作を確認することになるので、良い面もあると言えましょう。(小林さんの考察-怪我の功名-がありました。)
  2.  前回のexcelでは、教科書の学習のほかに、プリントで表/グラフの復習と関数の学習を行った。実習時間内には終わらなかった人が多かったので、ごめんなさい。次回からVBの学習に入りたいので、少し、詰めています。テキストがVBに変わるので、忘れないように。
  3.  Excelの特徴は、関数が使えて、自動的に再計算をしてくれたり、各種のグラフが表のデータと連動して書ける。そのために、セルを参照した数式を使う必要がある。(もし、計算式で計算できる項目で数値を入力していたら、元の数値が変更になると、計算結果の項目も再度、計算して入力する必要が出てくる)。数式のコピー(p.310)で自動的に行や列を変えてくれるので、変えたくないときには、絶対参照(この言葉は、ヘルプP.352-354で調べること)が必要になる。
  4.  お互いに教えたり/教えられたりして、Excelの学習を進めて下さい。他人のレポートを参考にして欲しいが、単にコピーしたのでは、レポートの意味がありません。
  5.  レポートの考察では、その日に学習したことをぜひ、まとめること。実習で使ってみたことを文章にすることで、専門用語や機能の確認が出来ます。なお、実際の課題で使えるようになるには、テキストを見ながら実習しただけでは、足りないでしょう。いくつかの実際の表を作成して、使ってみる必要があります。
  6. レポートのファイルでは、ファイル名の付け方を「出席番号2桁氏名nn.doc(あるいはxls,pptなど)」(氏名を除きすべて半角で、nnは授業の回数)に合わせてください。

3.レポートなどの書き方の参考書の紹介

 ワープロの使い方(何にどう使うか)、レポートなどの書き方の参考書を紹介する。
1)荻野綱男著,ワープロによる知的生産の方法,岩波書店刊,1989
2)木村泉著,ワープロ作文技術、岩波新書(新赤版)306,1993.10.20
3)篠田義明著,コミュニケーション技術 (実用的文章の書きかた)、中公新書807,1986

 これらの目次の一部などを、サーバのkipread\コンピュータ基礎実習\ogi_kim.txt, communica.txtに入れているので参照のこと。
1)、2)によると、構想段階で、材料を集めるには、思いつくままに書くという。
それらを、膨らませて、下書きをする。
そして、構成を見直して段落を並べ替えたり、推敲をして、形式を整えて、完成させる。
3)では、単語の使い方から、文章の長さ、段落の構成法などを、英文の文書作成法を元に、紹介している。

4.Word/Excelを使う

4.1「私の夏休み」の手紙を書こう(30分)

 親しい友達に知らせると想定して(あるいは、その他でも良いが)、皆さんの楽しかった夏休みのことを、手紙に書いてください。
 印刷する用紙は、A4サイズで縦置きとします。余白を20mm程度取ること。綴じ代は5mmほど左側にとると良い。
 ヘッダー:左側にタイトル、右側に皆さんの番号,氏名を入れてください。
 ファイル名は、「出席番号2桁氏名09.doc」(氏名を除きすべて半角)です。

4.1’「私の夏休み」の手紙を読もう(15分)

 お互いに、友人の手紙を読ませてもらいましょう。
 時間が少なかったので、あまり、見栄え良く編集できなかったとしても、どんなことを伝えたいのかが分かるでしょう。毎日とはいかなくても、折にふれて、親しい人に手紙を書いて、コミュニケーションを計りたいものです。

参考)電子メールについて

 インターネットの利用のなかで、Webページと共に、電子メールが普及している。紙の手紙と違い、コンピュータで再度、メール文(テキストファイル)が利用できる。皆さん達では、携帯電話での利用も増えているでしょう。
 相手(送り先)に、パソコンなどで電子メールが利用できる環境があれば、電子メールを使うと良い。
 この学校では、科ごとのサーバ管理者が皆さんのユーザ登録をメールサーバにして、皆さんはメールソフト(OutlookExpress,Almailなど)で各自のアカウントの設定をすれば、使用できるようになる。

 

4.2 タッチタイピングの進歩のグラフを作る(20分-時間不足でパス)

 タッチタイピングの練習では、美佳タイプを使っています。そこでは、きちんと終了処理をすれば、記録が作られています。今回、そのデータを使って、グラフを作ってみましょう。

KIKATYPE.TXTファイルから、8.成績の記録
 成績は、カレントドライブのmikatype.seiに記録されます。
練習時間が練習ごとにmikatype.logに追加して記録されます。
速度記録を更新するたびに、日時、速度、達成までの累積練習時間が
mikatype.spdに追加して記録されます。
記録はいずれもテキストファイルですのでテキストエディターで確認できます。
mikatype.spd、mikatype.logファイルはエディータで編集して、書き込みを行うと、
それ以後の記録が表示できなくなることがありますので、御注意下さい。
 

 従って、速度記録(y軸)と練習時間(単位は分としてx軸)があるmikatype.spdファイルでグラフ(散布図-データポイントを折れ線でつないだ散布図)を書いてみること。

  1. Excelを起動する。
  2. フロッピーのmiakatyoe.spdを開く(ファイルの種類をすべてとする)。
  3. 時間や分の漢字のひだりをクリックして、区切りを指定する。
  4. 先頭に行を挿入して、見出し「スピード」などを追加する。
  5. 「スピード」のセルの左に列を挿入して、そこに「練習時間(分)」を計算する。
  6. 「練習時間(分)」と「スピード」の2列のデータの最後までを選択してグラフウィザードを起動する。
  7. 散布図-データポイントを折れ線でつないだ散布図を指定する。
  8. データ範囲を確認し、系列を列にする。
  9. タイトルとラベルにそれぞれ入力する。
  10. グラフの位置やその他の追加(考察や感想の入力)などを行う。
  11. 「ファイル名を付けて保存」で、[ファイルの種類」を「Microsoftブック(*.xls)」として、ファイル名、保存先を指定する。
     ファイル名は、「出席番号2桁氏名09.xls」(氏名を除きすべて半角)とする。

5.PowerPointを使う(70分)

プレゼンテーション(発表)用の資料(スライド、配布資料、ノートなど)を作るのがPowerPointです。
 Microsoft Officeの1つですから、操作方法は共通です。
 使い方・作り方は、サーバkipreadにある「コンピュータ基礎実習\プレゼンテーション\PowerPointの使い方a99.ppt」などを参照のこと。
 今日は,これまでのこの授業のまとめを数枚のスライドに作ってください。
 なお、タッチタイピングについては、先に作ったExcelのグラフをコピーして、スライドに貼り付けるのがよい。(実際には、時間が無くて作らなかった。しかし、テキストファイルから、列・行などを選択して取り込むには、やはり、Excelでの編集と編集結果のコピーがべんりである。)
 最後のスライドには、これまでの授業についての感想や希望を書いてください。  ファイル名は、「出席番号2桁氏名09.ppt」(氏名を除きすべて半角)です。

6.今日のレポートの提出

 手紙(Word文書ファイル)、前半の学習のまとめのプレゼンテーションファイルと2つを提出ドライブKipwrite(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「wd・el・PPT8.28」フォルダにコピーすること。