2000年7月6日更新
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「コンピュータ基礎実習」(2000年U期) No.7
Excel編(1)1章Excelとは、表作成の基本

2000.7.6 関谷

1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)

 個人差があるが、ポジション練習がある程度できるようになったら、「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。150文字/分から200文字/分を目指しましょう。

2.前回のWord(3)実習についてのコメント

  1. 停電が2度も発生して、中央・窓側の皆さんには、迷惑を掛けました。パソコンの増設をしていたのですが、電源容量のチェックが不十分でした。30アンペアの設定に対して、19台で26アンペア流れていました。4台を外した後では、ブレーカが落ちなかったのです。なお、金曜日に電源の再接続をしてあるので、今後はブレーカは落ちないでしょう。
     しかし、落雷などによる停電やパソコンのハングアップから自衛するためには、きめの細かい「上書き保存」が良い。
  2. レポートのファイルをサーバに提出してもらったので、皆さんの友達の文書(考察が主です。)を見てあげて下さい。お互いに参考にして、Wordの学習を進めて下さい。他人のレポートを参考にして欲しいが、単にコピーしたのでは、レポートの意味がありません。
  3. レポートの考察では、その日までに学習したことをぜひ、実際に使ってみることを勧めます。テキストを見ながら実習しただけでは、実際に使えないでしょう。文書の作成で、使ってみる必要があります。
     フォント、フォントサイズ、右揃えや中央揃えなどをレポートのタイトルなどに使うと良いでしょう。
     下の波線(赤や緑)では、文章の推敲などを示しています。要チェックです。
     段落Enterキーの使い方は、テキスト(p.112,118)にもありますが、インデント余白と組み合わせて便利に使えます。(09川田さんのレポートの考察を参照のこと。)
     「ページ設定」で、余白を指定できます。20mm程度でよいでしょう。綴じ代が10mm左(あるいは上)になります。 
  4. レポートのファイルでは、ファイル名の付け方を「出席番号2桁氏名nn.doc」(氏名を除きすべて半角で、nnは授業の回数)に合わせてください。

3.Excel2000基礎編の学習(1/3)

準備

CD−ROMの例題を使うための準備

 テキストでは、CD-ROMの「これわか Excel 基礎編」フォルダを「マイドキュメント」(ローカルのHD)にコピーしている。この授業では、2つの教室を使うので、各自のホームドライブ(h:\)にコピーして使う。(Wordの時に同じ。)
 コピー後の[読み取り専用」属性の解除は、テキスト通りにすること。これをしないと、上書き保存ができない。(「名前を付けて保存」で別のファイル名で保存することになる。)

1章 Excelとは

Excel2000の主な機能

ExcelとWordの使い分け

 計算する項目がある表ならExcelがよい。単なる罫線ならWordが良い。
 文書の中に、計算する表を入れたいときは、Wordの中で、「Excelの表」挿入するのが良い。(「Microsoft Excelの表の挿入」ツールボタンあるいは、挿入−オブジェクト−「新規作成」タブの「Microsoft Excel ワークシート」、あるいは、挿入−オブジェクト−「ファイルから」タブで[参照」して、excelブックファイルのファイルパスを指定する。)

1.1 Excelの起動

 テキストでは、Excelブックファイルを作って、そのファイルを開く方法を示している。この他に、Execlを起動してから、作成後に名前を付けて保存する(あるいは新規作成する)などのやり方もある。(Wordと同様)
 Excelの画面構成−名称と役割、マウスポインタの形、名前ボックスと数式バー−については、配布資料(FOMの本から)を参照のこと。

1.2 データの入力

 p.244「右方向にデータを連続して入力」では、1行ごとに入力範囲の選択を繰り返している。p.247の「範囲を選択するときの注意」枠に補足する。複数行を選択して右方向に入力したいときには、[ツール」メニューの[オプション」をクリックして、[編集]タブの「入力後にセルを移動する方向」で「下」を「右」に変更して[OK]をクリックする。

1.3 合計の入力−オートSUMの利用

1.4 上書き保存

 テキストの場合は、新規ブックを作り、名前を変更した後で、そのファイルを開いているので、上書き保存でよい。
 もし、既存のブックファイルを開いて、それのシート内容を編集(変更)した場合には、「名前を付けて保存」で別の名前にしないと、元のファイルが使えなくなる。

1.5 印刷プレビュー

1.6 罫線の利用

1.7 グラフの作成

1.8 ワークシートの印刷

 印刷の実行の前に「表のタイトル、作成年月日、番号、氏名」を1行目に追加すること。(誰が印刷したものか、同じ内容では、区別できないため。)次に、テキストボックスを追加してその中に、タイトル等をコピーした後、考察を追加すること。

 タイトルの追加などの操作の詳細:それぞれのワークシートの最初に行を10行程度挿入(行の挿入p.290-291)して、先頭にはタイトルなどを表示する。2行目以降にテキストボックスを作り(ワードと同じです。図形描画のツールバーにある)、その中にタイトルと同じもの−シート名、作成年月日、作成者の番号と氏名−をコピーし、次に考察(このシート作成で、何を学習したか、あなたの感想など)を追加する。
 その後で、印刷の実行をする。(用紙はA4縦。ネットワークプリンタの番号を確認すること。)

1.9 Excelの終了

練習2 売上の表とグラフを作る

2章 表作成の基本

2.1 ワークシートについて

2.2 数式の基本

 「数式の入力」p.280では、「金額」のセルに、=「単価」*「数量」の式をセル参照の式を2行とも、キー入力で入力している。
補足すると、1)セル参照は、キー入力のほか、マウスのクリックでも良い。
 2)行番号のみ規則的に異なる式の場合、数式のコピー(p.310-311)ができる。Excelが自動的にコピーの方向で、行や列を変更してくれる。(相対参照の場合。逆にセル参照を固定したいときは、絶対参照とする。絶対参照では、$を列や行の前に付けることになる。F4キーでトグルとなる。)

2.3 表示形式の設定

2.4 行と列の調節

2.5 フォントと配置

2.6 罫線の設定

2.7 考察等の作成

 この表では、タイトルが既にあるので、右側にタイトルを除くタイトル項目を追加する。そして、考察(テキストボックスに書く)を追加する。

練習3 中間テスト,練習4 罫線練習

4.今日のレポートの作成と提出

 レポートブックの編集

 1つの新規ブックファイル(例Book2)を作る。このBook2のシート1に、1章で実習し上書き保存した「成績表」のシート、シート2に2章で実習して保存した「表作成の基本」のシートを、順番にコピーし貼り付ける。
(注)「ワークシートのコピー方法」(テキストでは、ワークシートのコピーp.315-317を参照。ここでは、同じブックでコピーしている):
1)コピー元のシート見出しを右クリックし、「シートのコピー」をクリックする。 2)その「シートの移動またはコピー」ダイアログボックスで「コピーを作成する」をチェックし、コピー先のブック名と挿入先(シート名)を指定する。

 レポートブックの保存とコピー

 「名前を付けて保存」で、「保存先」を各自のホームフォルダ(H:\)に、「ファイル名」を「出席番号2桁氏名07.xls」(氏名のみ全角−例:「01阿南大輔07.xls」)として保存する。
 このブックファイルを提出ドライブ(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「Excel07.10」フォルダにコピーする。このコピー作業などには、エクスプローラを使うのが便利である。(あるいは、再度、Excelで「名前を付けて保存」で「保存先」を変えて保存する。)