2000年7月3日更新
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「コンピュータ基礎実習」(2000年U期)No.5
 Word編(2)3章書式の設定、4章効率的に文書を作成する

2000.7.3 関谷

1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)

 個人差があるが、ポジション練習がある程度できるようになったら、「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。150文字/分から200文字/分を目指しましょう。

2.前回の実習についてのコメント

  1. タッチタイピング(再録):授業での練習のみでは、不十分です。「美佳のタイプトレーナ」の「ローマ字かな」の「単語練習」で200文字/分を目指すためには、毎日、20分から30分の練習が必要です。
  2. Wordの実習では、早い人は既に3章を終わっているが、大部分の人が3章まで行かなかったので、今日は前回の続きから4章までを学習します。キー入力の速さが遅いと、Wordの実習も時間が掛かります。ぜひ、タッチタイプの練習を続けて、速くなりましょう。
  3. 前回もレポートのファイルをサーバに提出してもらったので、皆さんの友達の文書(考察が主です。)を見てあげて下さい。お互いに参考にして、Wordの学習を進めて下さい。他人のレポートを参考にして欲しいが、単にコピーしたのでは、レポートの意味がありません。
  4. レポートの考察では、その日までに学習したことをぜひ、実際に使ってみることを勧めます。テキストを見ながら実習しただけでは、実際に使えないでしょう。文書の作成で、使ってみる必要があります。
  5. レポートのファイルでは、ファイル名の付け方を「出席番号2桁氏名nn.doc」(nnは、授業の回数)に合わせてください。

3.ワード2000基礎編の学習(2/3)

3章 書式の設定(文書の体裁を整える)

 編集オプション-文字列の選択時に単語単位で選択する-を外す

3.1 文字の書体や色を変える−フォント、文字の色

3.2 下線・ルビ・傍点などをつける

3.3 均等割付けの利用

3.4 行の頭をそろえる−箇条書き、インデント

3.5 行の間隔を調節する−段落の書式設定(行間隔、前後)、字下げ、ぶら下げ

 ぶら下げ(p.178-179)では、段落のダイアログボックスで指定している。これらは、水平ルーラのインデントマーカでも操作できる。微妙な位置の設定は、Altキーを押した状態で、マウスをドラッグする。
 段落の書式は、次の段落に引き継がれる。
 段落を変えないで、改行だけをしたいときには、Shift+Enterとする。普通は,右端で折り返すので、本当に段落が変わる時のみ、Enterキーで改行する。

4章 効率的に文書を作成する

4.1 入力の効率を上げる−アルファベット入力、変換の解除、再変換、文節の変更

4.2 単語登録

 固有名詞(地名や人名、会社名など)や長い熟語などは、単語登録をして、短い読みで変換できる。これを使うと、入力が楽にできる。
 例:九州職業能力開発大学校←きゅう
   北九州市小倉南区志井1665−1←しい
   関谷順太←せ
ただし、登録したパソコンでしか、その単語登録したものは使えない。

4.3 移動とコピー(メニュー、ツールボタン、ショートカットメニュー、ドラッグ)

 テキストで説明しているほかに、ショートカットキーを使うと、もっと早く、両手を使って移動やコピーができる。
 例えば、右手でマウスを使って範囲の選択(ドラッグなど)をし、左手でコピー(Ctrl+C)、マウスでコピー先をクリックして、左手で貼付け(Ctrl+V)をキー入力する。

4.4 直前の操作を元に戻す

 ショートカットキーはCtrl+Zである。

4.5 すばやくスクロールする(スクロールバーのつまみ、カーソル移動、ページを区切る)

 テキストで説明しているほかに、ページ単位のスクロールはCtrl+PageUp,PageDownなどがある。これらは、Wordのヘルプを参照すると良い。

4.今日のレポートの作成と提出

 レポート文書の編集

 1つの新規文書ファイルに「挿入」メニューの「ファイル」をクリックして、3章で実習し上書き保存した「ご案内」、4章で編集し上書き保存した「ワープロ説明会」とを、順番に読み込む。
 2番目の文書の最初の行の前で、Ctrl+Enterで改ページする。
 それぞれの文書のページの最初に文書名、作成年月日、作成者の番号と氏名、そして考察文を追加する。

 レポート文書の保存とコピー

 「名前を付けて保存」で、「保存先」を各自のホームフォルダ(H:\)に、「ファイル名」を「出席番号2桁氏名05.doc」として保存する。
 このファイルを提出ドライブ(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「Word07.03」フォルダにコピーする。このコピー作業などには、エクスプローラを使うのが便利である。(あるいは、再度、Wordで「名前を付けて保存」で「保存先」を変えて保存する。)