2000年6月29日更新
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作者へのメッセージ
「コンピュータ基礎実習」(2000年U期)No.4
Word編(1)Wordの体験、基本、書式の設定
2000.6.29 関谷
1.タッチタイピング練習(ポジション練習・ローマ字かな単語練習)
個人差があるが、ポジション練習がある程度できるようになったら、「ローマ字かな」で「単語練習」をするのが良い。150文字/分から200文字/分を目指しましょう。
2.前回の実習についてのコメント
- タッチタイピングは、授業での練習のみでは、不十分です。「美佳のタイプトレーナ」の「ローマ字かな」の「単語練習」で200文字/分を目指すためには、毎日、20分から30分の練習が必要です。
- ネットワークへのLOGONについて:パソコンのネットワークの設定が不良のためにつながらなかったのは、1台のみで、後は、ユーザ名やパスワード、ドメイン名などが正しくなかったようです。確実に、つながらないと、サーバへのレポート提出ができませんし、ネットワークプリンタへの印刷もできません。
- 英字・日本語の入力の練習用に、タイピング・ドリル(練習帳)から、コピーを作りました。美佳タイプでは、変換の練習が無いので、これを使って練習してみましょう。
- ファイル/フォルダ、ショートカット、デスクトップの設定など、今後パソコンを使うときに、始終、使うので、ぼちぼち、分かってください。便利に使っていきましょう。慣れてくれば、ショートカットキー、ショートカットメニューも使えるようになります。
- ペイントでのお絵かきは、少しは楽しめたでしょうか?本格的なCGのソフトではありませんが、まあまあの絵が書けます。(線画、スプレー、筆によるもの、塗りつぶしなどさまざまでした)
ファイルの保存時に圧縮をしなかった(「ビットマップ形式」で保存した)ので、大きなサイズになってしまいました。今後の画像の保存は、「ファイルの種類」を「JPEG形式(*.jpg)」にすること。松本さんの例では、39分の1になります。なお、jpgファイルを開くと、Photo Editorが起動しますが、ペイントからもjpgファイルを開くことが出来ます。
マウスで文字を書くのは、相当に大変ですね。文字を入力するボタンをクリックして、キー入力ができます。
カラーでの印刷は、\\INFS01\lbp2030pを使ってください。(このカラープリンタの設定をそれぞれのパソコンでした後、印刷時にそのプリンタを指定します。プリンタのある場所は、c301のサーバ室の北側です。)
- レポートのファイルをサーバに提出してもらったので、皆さんの友達の作品を見てあげて下さい。お互いに参考にして、良い作品を作って下さい。他人のレポートを参考にして良いが、単にコピーしたのでは、レポートの意味がありません。自分が理解したり、作れるようになるためですから。
3.ワード2000基礎編の学習(1/3)
設定と準備-CD−ROMからホームドライブへのコピー
テキストでは、パソコン本体の「マイドキュメント」フォルダにコピーして使うようにしているが、皆さんは来週の木曜日にはパソコンを移動するので、当分は、サーバのホ−ムドライブ(h:\)にコピーして使いましょう。
マイコンピュータを開いて、ネットワークドライブuser番号(h:\)にコピーです。
読み取り専用の属性の解除は、テキストのとおりです。
1章 ワードを体験してみる
1.1 ワードを起動する-文書ファイルの作成、開く
テキストでは、先に文書ファイルを作って、それを開く方法を解説している。この方法が一番安全である。
ほかの方法としてはWordを起動して、新規作成やファイルの挿入などもできる。
1.2 文字を入力する-IME起動、変換、改行、変換候補の選択、文節変換、カタカナ、ひらがな、折り返し、数字、英字
日本語の入力方法(p.109-125)については、Windows98編の第3章で基本を説明している(p.40-45)。文節ごとの変換を勧めている(p.115)のは、初心者には、その方が分かりやすいからです。(文節の区切りを変更する方法は、p.187-189を参照のこと。)
改行について(p.112,118):Enterキー(段落記号)を押すのは、段落が変わるときのみとすること。画面の右端に来たら、自動的に折り返してくれるので、Enterキーは押さないこと。(後で出てくるが、段落書式の設定などに関連する。
1.3 体裁を整える-書式の設定-太字、フォントサイズ、中央揃え、右揃え
ここで設定した文字の大きさなどは、テキストファイルとして保存すると反映しない。
1.4 印刷する-印刷プレビュー、印刷
印刷プレビューで収まり具合などを確認してから、印刷するようにすること。
ネットワークプリンタで印刷するため、文書には、必ず、皆さんの名前などを先頭の行に入れておく事。
(なお、文書としては、文書管理のため、ヘッダ・フッタにも文書名、作成者、作成年月日、ページ番号/ページ数などを付けるのが良い。このWebページの最後に説明しているが、提出するレポートでは、これらを必須とする。)
1.5 ワードの終了-終了、文書ファイルの名前の変更
テキストでは、「新規Microsoft Word文書」として保存した後で、名前の変更をしている。p,138の最後の段落に説明があるように、「名前を付けて保存」を入力の最初にしておき、編集終了の後に「上書き保存」するのが良い。
練習1(読み取り専用の属性の解除)、2(文字の入力)
2章 基本を身に付ける
2.1 基本的な作成手順-新規作成、既存文書の修正、用紙サイズ、上書き保存、画面の表示モード
上書き保存(p.143-144):文書の保存を新規作成の場合も既存の文書を活用する場合も、最後に行うようになっている。これは、自動バックアップの機能や、元に戻す機能があるため。しかし、自分で途中でこまめに「上書き保存」を繰り返すのが、安全である。
画面の表示モード(p.144)のほかに、「ズーム」(表示の領域-大きさ)のボタンで、拡大や縮小表示ができる。
2.2 入力の基本(スクロール、カーソルキー、スペース、編集記号、記号
ほかの方法としてはWordを起動して、新規作成やファイルの挿入などもできる。
2.3 入力補助機能-オートコレクト、入力オートフォーマット、入力補助機能の設定と利用
Wordの便利な機能ではあるが、初心者の間は、p.155-156を参照して、オートコレクト、入力オートフォーマットなどの機能を使わないようにしておくのが良い。
練習3(記号の入力)、2(ビジネス文書の編集)
3章 書式の設定(文書の体裁を整える)
編集オプション-文字列の選択時に単語単位で選択する-を外す
3.1 文字の書体や色を変える−フォント、文字の色
3.2 下線・ルビ・傍点などをつける
3.3 均等割付けの利用
3.4 行の頭をそろえる−箇条書き、インデント
3.5 行の間隔を調節する−段落の書式設定(行間隔、前後)、字下げ、ぶら下げ
ぶら下げ(p.178-179)では、段落のダイアログボックスで指定している。これらは、水平ルーラのインデントマーカでも操作できる。微妙な位置の設定は、Altキーを押した状態で、マウスをドラッグする。
4.今日のレポートの作成と提出
レポート文書の編集
1つの新規文書ファイルに「挿入」メニューの「ファイル」をクリックして、2章で実習し上書き保存した「早朝割引」、3章で編集し上書き保存した「ご案内」とを、順番に読み込む。
2番目の文書の最初の行の前で、Ctrl+Enterで改ページする。
それぞれの文書のページの最初に文書名、作成年月日、作成者の番号と氏名、そして考察文を追加する。
レポート文書の保存とコピー
「名前を付けて保存」で、「保存先」を各自のホームフォルダ(H:\)に、「ファイル名」を「出席番号2桁氏名04.doc」として保存する。
このファイルを提出ドライブ(W:\)の「コンピュータ基礎実習」の「Word6.29」フォルダにコピーする。このコピー作業などには、エクスプローラを使うのが便利である。(あるいは、再度、Wordで「名前を付けて保存」で「保存先」を変えて保存する。)