実習の進め方−テキストの例題、作品の作成
Photoshopの学習を今日から2回します。2章以降では、各章が終わったら、その章までの学習した機能を使って各自の作品を作ることにします。まだ、テキストで学習していない機能を使いたい場合は、ヘルプやテキストの参考ページを参照してください。
Photoshopの参考書は、たくさんあるが、「Photoshopの友 Ver.6.0対応単行本 - 299 p (2001/05/01) エムディエヌコーポレーション ; ISBN: 4844355953 ; サイズ(cm): 24 x 19 」は、参照用に便利である。
既に、この「はじめてのXXカラー版」のシリーズを4冊使ってきた。構成などは統一しているので、使いやすいであろう。もちろん、それぞれのソフトの機能が違うのだから,内容は当然、異なってくるが。
目次、本文をめくって見ると分かるように、photoshopは画像を修正・加工・合成する道具である。
サンプル画像を、テキストにあるように、出版社のサイト-秀和システム・ホームページ-からダウンロードして、解凍したものを、次のフォルダにコピーしている。皆さんは、このフォルダから各自のホームフォルダにコピーして使ってよい。(なお、画像にも著作権があるので、私的の利用に限る。)
I:\sekiya\アプリケーション演習\photo_sample
この中では、章ごとのフォルダに分けてある。
Photoshopを使うとしても、その前提知識や関連の情報が欲しい。そこで、Yahooで「写真 講座 カメラ 」を検索した結果、9521件あった。その最初の3サイトを引用する。必要に応じて、参照のこと。
なお、カメラの変遷に付いては、やさしく科学! 5年の科学10号ふろく[カメラの変遷]が、概要を説明している。このページの最後にリンクがあり、 ニコンWebページ「一眼レフ入門」やコニカWebページ「楽しい写真教室」などを紹介している。
Webにあるデジタル画像にも著作権があるので、私的の利用に限るが、画像のWebサイトを下に幾つか紹介する。
Web上の画像のファイルへの保存方法:画像の中で右クリックし、ショートカットメニューの「名前を付けて保存」をクリックする。次に、「画像の保存」ダイアログボックスが開くので、保存する場所、ファイル名を指定して「保存」をクリックする。
「「Digital Photo Gallery」は、デジタルカメラで撮影された作品発表の場です。たくさんの方に本ギャラリーでの作品展をご覧になっていただきたいので、周囲の方にご紹介いただければ幸いです。」とある。
Yahoo!で「photo ギャラリー」をキーワードに検索した結果、64件のYahoo!登録サイトに一致した。その中には、Gallery(風景写真サイト) Presented By PLN Photographersなどがある。
高橋先生が集められた著作権フリーの素材集を紹介する。[I:\Java(tt)\素材]フォルダにあるものは、すべて、自由に使ってよい。
画像ファイルを見たり、jpgに変換して保存したりするフリーのソフト(画像ビューア・画像整理ソフトウエア)に、[I:\Archives\3D・Graphic(tt)\Liner\Liner.exeがある。これの左側の「フォルダツリーウインドウ」でフォルダを選択すると、そこにあるjpgのファイルは、右側の「サムネイルウインドウ」で縮小の画像が表示される(サムネイル表示)。このソフトの使い方は、起動後のヘルプを参照のこと。
いろんなデジタルカメラ等が使われるようになった。それらは、パソコン接続キット(パラレル、USBなど)・スマートメディアやE-Mailの添付ファイルなどにより、画像をPCに取込めるようになっている。
教室では、先日の北九州博覧祭2001−物作りメタルカラー館内 KPC情報系体験コーナーでの電子名刺を作ったPCとカメラ(I-O DATA USB-CCD(25万画素1/4インチCCD),OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom)などがある。それらのカメラからの画像を取り込めるようにドライバー・アプリケーションソフトなどをインストールしたノートPCをこの教室のネットワークに接続して使うことができる。あるいは、教卓のPCに(OSはWindowsMEで、USB-CCDドライバーを)インストールしたので、Photoshopから読み込むことができる。
皆さんの撮った写真などがあれば、イメージスキャナで読み込んで利用できる。C303教室の教卓PCには、CanoScan FB610P(解像度600×1200dpi、パラレル接続)を準備している。
使い方は、i:\archives\canoscan_fb610\Tutorial\Fb610j.exeを起動して、自動デモを参照のこと。マニュアルは、i:\archives\canoscan_fb610\Manualフォルダにある。ユーザーズマニュアル(3105\610j.pdf)と、スキャニング・ガイド(Scanning.pdf)である。簡単な操作メモは、以下のとおり。
a)スキャナのACアダプタを机下の電源タップに差し込む。
b)PhotoshopやPhotoEditorなどのTWAIN対応アプリケーションソフトを起動して、ファイル->読込み->[CanoScan FB610]を選択する。
c)ドライバが起動されて、スキャナ ドライバ ソフトウェアのTWAIN-P操作画面になる。
1)原稿を下側にして、原稿の左上をガラスの左下隅(原稿位置あわせマーク)に合わせてカバーをする。 2)TWAIN操作パネルで、「PREVIEW」ボタンをクリックする。 3)読込み範囲を指定したいときは、プレビュー画像の上をドラッグし、赤い線で囲む。 4)TWAIN操作パネルで、「SCAN」ボタンをクリックする。これで、数秒して、アプリケーションソフトに、画像が読み込まれる。 5)TWAIN操作パネルで、「EXIT」ボタンをクリックする。これで、TWAIN操作画面が閉じる。 6)アプリケーションソフトで、加工して、圧縮保存(「Web用に保存」p.184-185)を行う。 (設定での圧縮形式は、写真の場合は、jpegが良い。(P.183参照) 保存先は、j:\CanoSacnFB610フォルダとする。 ファイル名は各自の出席番号2桁と追い番とする。 保存したファイルは、各自のPCで、自分のホームフォルダに移動すること。)
このソフトの特徴などの製品情報については、アドビシステムズ社のフォトショップWebページ-http://www.adobe.co.jp/products/photoshop/main.htmlなどを参照すると良い。
製品の情報、サポート情報、ギャラリー、チュートリアルなどもある。
BIGLOBEサーチ Photoshopでは、個人などでのPhotoshopTipsサイトが検索できた。
画像処理のことなら,何でもできるといえる。画像の加工(修正)・合成、イラストを描く、ホームページの素材を作るなどさまざま。イメージの処理だけでなく、ペンツール・描画ツールで、ベクトルデータで描画できる。テキスト関連の機能も強化されている。Webページ(ホームページ)用の画像もImageReadyとの連携で、便利になっている。
この教室では、既にセットアップ済みである。個人で購入した場合などに、これを参照してセットアップのこと。
スタートボタンからの起動が解説されている。このほかに、デスクトップのショートカットから、Photoshopで作ったファイルがある場合には、そのファイルからプログラムを起動することもできる。
オプションバー、ツールボックス、パレットなどがある。別紙にクイックリファレンスカードをコピーしたので利用のこと。
既存のファイル-このソフトに添付のサンプル画像を開いて表示するには、エクスプローラで、インストールされたパス(C:\Program Files\Adobe\Photoshop 6.0.2\Samples)をたどって、シマウマ.psdや手.psdをダブルクリックする。そうすると、Photoshopが起動し、画像が開かれる。
あるいは、Photoshopを起動した後、「ファイル」メニューから「開く」を選択して、「開く」ダイアログボックスで「フィアルの場所」の右のボタン(▼)をクリックして、C:\Program Files\Adobe\Photoshop 6.0.2\Samplesを指定する。そして、下の一覧から、開きたいファイル(シマウマ.psdや手.psd)を選択して、「開く」をクリックする。そうすると、指定したファイルが表示される。
テキストでは、「保存する場所」として「デスクトップ」を使っているが、教室では、各自のファイルサーバのホームドライブに、必要なフォルダを作って保存すること。
画像のファイルは、テキストやイラストに較べると巨大である。修正・加工中は、Photoshopのファイル形式(psd)で保存するのが良いが、加工などのPhotoshop作業が完了したら、「Web用に保存」で圧縮した形式(jpegなど)で保存するのが良い。
目次(見出しごとに分類)と索引(アルファベット順、あいうえお順)からオンラインでの検索が出来る。しかし、最初は、このアプリケーション・ソフトの専門用語になじみが少ないので、ぴったりした検索が難しい場合がある。
インターネットに接続して、アップグレード情報やサポート情報、ギャラリーなどを入手できる。
インストール時のトラブル、標準のインストール先、終了の仕方、パレット位置の初期化などについて、説明している。
画像をより美しく仕上げる方法を解説している。テキスト用のサンプル画像を読み込んで、基本操作を学ぶ。保存については、ファイル容量が大きいので、圧縮したものを保存(「Web用に保存」p.25、184-185)しよう。
2章で学習したツールを使って、皆さんの画像を修正して作品を作って下さい。
レポートは、「Web用に保存」で圧縮した「元の画像」ファイルと圧縮した「修正後の画像」ファイルをWord文書に挿入→図→「ファイルから」として貼り付け、タイトルと作成日、番号と作者名、考察を追加すること。考察では、使用したツール(機能)とその操作の概要、感想などを述べること。
(注)イラストレータまでのレポートは、そのオブジェクトの中に、文字ツールなどで、考察なども書き込んでいた。その方法(画像作品のWeb用に圧縮したファイル)でも構わないのだが、元の画像との対比のためには、Word文書に2つの画像を並べたものを作るほうが望ましい。
幾つかの作品を印刷し、提出のこと。カラープリンタC302PR02を指定すれば、カラーで印刷できる。まず、印刷プレビューで確認してから、印刷のこと。
Web用に圧縮保存したファイルあるいは圧縮した画像をword文書に挿入したファイルの提出も行う。フォルダ名を番号と氏名とすれば、ファイル名は、その中で重複しない作品名で良い。フォルダにしないときは、ファイル名を半角の出席番号2桁氏名月日n_作品のタイトルとする(月日は半角で9_5、作品のタイトルは、作品を表すものとする。)
ファイルやフォルダの提出先は、J:\アプリケーション演習\Photo9_5フォルダとする。