[CD-ROMと連動した実用サンプルの数々 W3C標準仕様に準拠 最新XML技術に準拠したリファレンス ]などが特徴で、QA掲示板、FAQや目次などもある。
「ここでは、タイトル行をクリックすると、その列をキーとして最初は昇順に,次のクリックでは,降順にテーブルの内容をソートする。ここでは、XSLTファイルでのselect属性とorder属性を置き換えて、その結果をxmlファイルと結びつける手法をとる。」とある。
第1節:ASPの基本を学ぼう 第2節:アンケート収集機能を作りたい2〜アンケート回答の記録〜 での例題(送信ボタンでaspファイルにより、xmlファイルへのレコードの追加)を、 小生は、この本で紹介のWindows環境で動作するWebサーバであるMicrosoftのIIS- Internet Information Serverでテストできた。 (xmlのファイルが追加された。ただし、集計はエラーとなっている。)
これらもサンプルでの指定の設定などにより、ほとんど実行できた。例えば、4-09,10 タブ区切りからxmlファイルへの変換やその逆、4-11 Excelデータをxmlにマッピングするなどである。
第6章では、データベースとの連携を行っている。
著者の「コラム」サイトから:「ActiveX、VBScript紹介と銘打って始まったこのページ、 JavaScript、Perl紹介を加えた結果、いつのまにかホームページスクリプト全般に関するサンプル・解説集となってしまいました。」という。これらの主題のサンプル集の本がいくつもある。
「内容:XMLの文法は一通り理解できたが、どう活用したら良いのか分からない。XMLを使って〜を実現したいのだが、具体的な方策が浮かばない。こんな声に答えを出すのが本書です。話題のツールを使い実践的なXML活用法を身につけることができます。サイトの構築にXMLを利用しようという方にもお薦めです。」とある。
第2部 応用編 第5章 Webページを作ろう [5.4 サーバでのXML文書の変換]では、Webサーバ上でXSLT変換プログラムを動かす方法として、Baykit XML Server(オープンソースのXML コンテンツを配信するための機能を備えたWebサーバーです。)を取り上げている。
この確認のため、昨年度に作ったxml+xslのファイルを動かしてみた。<xsl:output>タグの追加などと並べ替えやリンクなどでの修正が必要であったが、サーバ側でのhtml変換ができた。なお、並べ替えについては、前述(山田3-02)のように、スタイルシートをたくさん用意するのでなく、DOMによるselect、order属性の置き換えが良い。
次に、今日からつかえるXMLサンプル集にある例題-第4章:サーバサイドにおけるXMLの活用 第1節:ASPの基本を学ぼう 第2節:アンケート収集機能を作りたい2〜アンケート回答の記録〜 のhtml,asp,xmlファイルをコピーして動かしてみた(前述)。フォームに記入/選択後に送信ボタンを押すと、aspファイルのダウンロードとなり、xmlファイルへのアペンドは出来なかった。