先日、書店で、XMLやJavaなどコンピュータ関連書籍を見ていたら、「XML SmartDoc公式リファレンスマニュアル」(浅海智晴著、ピアソン・エデュケーション刊)があった。
帯に、「Web時代のドキュメント記述ツールはこれで決まり!
SmartDoc=(HTML+LaTeX)/XML
ひとつのドキュメントから、Webパブリッシング用HTMLと高品位印刷用のLaTeXを同時に生成できるオープンソース・アプリケーション、それがSmartDocです。」とある。
この本が、SmartDocで作成されているという。第1部「基礎編」、第2部「コマンド編」、第3部「文法編」には,文書の構造、要素の説明がある。
SmartDoc Version 1.0(前述)の「ユーザサイト」では、SmartDocの活用事例を紹介している。慶應SFCの講義「情報処理」「第10回文書処理(1)」でSmartDocが使われている。
著者略歴から:Javaをベースにしたオブジェクト技術に関するWebサイト「じゃばじゃば」を主宰。執筆記事/著書(5冊)のサポート情報が掲載されている。
Windows95まで:ワープロとして、仕事・個人とも、OASYS、FM−OASYSを親指シフトで使ってきていた。少しは、業務文書などで、一太郎も使った。
Windows95から:PCがWindowsに変わってからも、FM-Rで主たる文書(教材)は作っていた。2000年からは、教材をワープロでなく、Webページで作るようにした。エディタに、テキストファイルで移して、htmlタグを付ける方法である。ただし、WordやPowerpointで作った論文・発表用資料などは、Web形式で保存した後、余計なタグを削除するか、テキストファイルで保存してWeb形式に編集してきた。2001年からは、職場では、FM-Rパソコンがなくなって、WORDのみになった。
まだ、以前のOasys文書ファイル(5’,3.5'フロッピー)を変換してしまってはいない。それを使おうと思えば、FM-Rを起動して使えるように保管して取っている。しかし、場所もとるので、OASYS 2002での利用を検討している。
関谷は、現在、文書としては、主としてWebページ(HTMLファイル)しか作っていない。それには、テキストエディタEmEditorなどを使っている。HTMLエディタのAZUKIを少し、使う場合もあるが。けれども、ドキュメント記述ツールについては、興味を持っている。カシスは買ってみたが、まだ、それを使ってはいない。Webページ用htmlファイルの作成用ではないからだ。
学術論文を書いていないから、LaTeXも使ったことが無い。
KIP-XMLの勉強会で、XMLを知った。そして、先日、SmartDocを知った。主として、HTML文書を作っており、XMLの良さも知っているわけだから、今後の文書の書き方としては、これが自分に向いているのではないかと思う。Web用には、コマンドラインでの変換が必要なので、すこし、面倒ではあるが。それは、ソースプログラムのエンティティ変換で、AZUKIを使っているのと同様だろう。