卒業研究の発表会を2月23日(金)に予定しています。この2週間弱で、発表となりました。作品の仕上げ、発表の準備などを楽しく進めましょう。
今回は、『マイクロソフト・ウェイ』を読んでその紹介と感想をお知らせします。
ランダル・E・ストロス著 小舘光正訳、マイクロソフト・ウェイ、ソフトバンク,1997.7.25初版発行
小生は、現在の職場では、情報技術科の指導員として皆さん達の授業や卒研、セミナー、アビリティなどをみている。その前は、安川情報システム(株)で、技術計算業務で約12年ほど,SEや営業として働いていた。そこでは、FEMソフトでの構造解析、交通シミュレーション、パソコンCADシステム開発(パッケージ-Fortran言語を使用)や、統計パッケージAnalystの機能追加などを行った。
マイクロソフト の製品は、BASIC、MS-DOS、MS-FORTRAN、MS-C、Windows3.1、Windows95/98/NT、MS-Office、Visual Studioなどのユーザとして使ってきた。Webで、製品情報や技術資料の検索などをしている。WebサイトのMSNは、たまに見ている。
この本にも紹介があるが、ゲイツは、「ビルゲイツ未来を語る」などの本を書いている。「思考スピードの経営- デジタル経営教本」(Business @ the Speed of Thought )には、自社の社内システムや先進的な企業での事例がいくつかある。インターネットの技術に対しての方向転換やXMLへの取組みは、スタートは遅れたかもしれないが、すごいものだと思う。フリーソフトやオープンソースに対しては、企業としては難しい面があろうが、最終的には、ユーザが選択するものだ。
マイクロソフト社での採用についての考え方が、紹介してあった。従事したプロジェクト(皆さんの例では、実習の科目や「卒業研究」)について、企業の採用担当者に対して、『それはどのように進行したのか、どうすればもっとうまくできたのか。』をきちんと説明できるだろうか? 「物事がどう進むかという思考モデルを頭の中で組み立てられる」であろうか?
全員:最後の完成を目指して、その途中経過を週単位でuploadしよう。
以上