卒業研究の発表会を2月23日(金)に予定しています。この3週間弱で、発表となりました。作品の仕上げ、発表の準備などを楽しく進めましょう。
今回は、『部下を生かすカウンセリングの技術』を読んでその紹介と感想をお知らせします。
伊東博・杉渓・坪上宏著、部下を生かすカウンセリングの技術、ダイヤモンド社,1968.4.25,初版発行
小生は、現在の職場では、指導員として皆さん達の授業や卒研、セミナー、アビリティなどをみている。家庭では、母の子、妻の夫、子供達の父親としての役割がある。これらはすべて、人間関係である。それぞれ、人との関係・役割が基になっている。
著者が指摘しているように、『操作することのできるものは「もの」であって、「人間」は操作することができない。』
「教育・訓練の革新」で述べてあるが、『「学ぶ」という過程がもっとも能率的に進んでいくためには、学ぶ人のほうに、できるだけ大きな自発的、主体的、独自的な活動が許されていなければならない。・・・ 学習は、操作的な関係のなかで起こるのではなく、「援助的な」人間関係のなかで、もっとも起こりやすいのである。この「援助的な人間関係」については、すでにUでくわしくふれたのであるが、それは要するに、許容的、受容的な人間関係が、もっとも主体的な学習を促進するものである、ということである。』
「卒業研究」の進め方は、この考え方に対応していると考えるが、まだ、小生の在りかたには、不十分な所がある。成果を求めるあまり、いろいろと手を貸してしまうことがあるからだ。
全員:これまでの状況とこれからの研究の計画を週単位でuploadしよう。
計画とは、全体のこれから実施する作業を挙げて、それらを順序付けし、各作業の内容を小さく分割して具体的な作業項目にすることです。
出口さんへ:アニメーションの方法が分かって良かったですね。カメラの位置などは、どうなりますか
中村さんへ:効果を出すには、「デジタル信号処理」の科目などの学習成果を使ってほしいです。
西郡さんへ:VRMLソースのコーディングによるモデルの作成ができました。その成果をVRCreatorのライブラリに追加して、それらをVRCreatorで、GUIで組み合わせられますか?
以上