2001年が明けて、皆さんの2年間の専門課程も残り2ヶ月ほどになりました。卒業研究の発表会を2月23日(金)に予定しています。この1ヶ月で、めどをつけることをめざしましょう。
今回は、「生命の医と生命の農を求めて」という、梁瀬義亮の本などを紹介します。
『西洋の科学は、人間や作物を生物として見ないで、対症療法でしかないという。自己治癒力や地力があれば、病気・害虫の被害もすくない。』
梁瀬義亮先生は、寺の3男として五條市に生れる。昭和13年京大医学部卒業。太平洋戦争で、比島から21年に復員。22年兵庫県立尼崎病院内科に勤務。27年,奈良県五條市に帰り、開業。まもなく患者の諸症状から農薬による慢性中毒に気付き、生命の農法研究に着手する。34年「農薬の害」発表。農薬・化成肥料を使わない「有機農業」を推進した(45年、慈光会結成 )。仏教の研究会もされていた。
この本は、昨年の8月に古書店で見つけて読んだ。再度、この正月休みに読んで、良く分かった。
amazon.comでの本のデータ から以下に引用する。
内容(「BOOK」データベースより)
有機・無農薬農業を日本でいち早く確立した、一人の医師の思索と実践。本書は、近代科学に対する反省の姿勢を常に崩さず、深い祈りのうちに生涯精力的な活動を続けた梁瀬義亮医師の名著の復刻版である。
内容(「MARC」データベースより)
農薬の毒性にいち早く気付き、その危険性を訴えるとともに、有機農法と安全食品の産直販売を行なった著者の実践の記録。柏樹社78年刊の再刊。
目次
第1章 生命の医学を求めて(桂子さんの死 生命の医学をこそ ほか)
第2章 恐るべき農薬禍に生きて(化学肥料と農薬の恐さにめざめる奇妙な病気 ほか)
第3章 生命の農法を求めて(第二のノアの方舟をつくろう 近代農法は死の農法である ほか)
第4章 「死の文明」から「生の文明」へ(聖地 慈光農場 ノアの方舟第一号 ほか)
全員:これまでの状況をuploadしてください。週単位でよい。
出口さんへ:キャラクタの作成とともに、アニメーションのテストも並行して進めるのが良いのでは?
中村さんへ:MFCによるWindowsプログラミング:GUIプログラムを作るには、MFCによるプログラミングが良い。これの1連の学習が大変なら、CUI(コマンドラインでのパラメータによる)で、まず作りましょう
西郡さんへ:VRMLのモデル作成は、ソースのコーディングのほかに、CGソフトで作ることもできます。それをVRCreatorのライブラリに追加して組み立てるのは、どうですか?
新しい対象物についても、そのイメージ・構想を作り、それに従って、モデリングを進めましょう。
以上