最初のページに紹介した「辻徳のデジタル写真塾」の中にある『正統派・プロの合成技』は、分かりやすい。
ブラシ・エアブラシ・鉛筆ツールなどがあり、絵やロゴを加えることができる。(文字についyては、4章「ロゴを作ろう」で詳しく解説している。イラストについては、5章「イラストを描こう」にある。)
ワープ(つまんで引っ張る)や渦。ブラシの範囲内で縮小・膨張・反射など。
新規作成(読み込みなど)したレイヤーは、「背景」で1レイヤーである。サンプルの石像image2.psd画像は、合成した2レイヤーの画像フィアルfonto.psdから、各レイヤーをコピーして小生が作成したため、石像のレイヤーが「レイヤー1」となっている。
合成した後のファイルサイズは、ステータスバーの左側に/で区切られて表示してある。最初が、レイヤーを統合後のサイズで、後がレイヤーを統合する前のサイズである。レイヤーを統合すると、ファイルサイズが小さくなるが、レイヤーとしての操作は出来ないから、完成後に保存するときに限られる。
画像の合成が出来たら、「別名で保存」するのが良い。元の画像は、何度でも使いたいからである。元のファイルが残っていれば、ファイルサイズの比較もできる。
p.79 注意「レイヤーの増やしすぎに注意」にあるように、レイヤーの名前の付け方などを分かりやすくすること。
塗りつぶしレイヤー(グラデーションレイヤー、べた塗りレイヤー、パターンレイヤー)は、画像をのせるレイヤーと違い、データが軽く容量を気にせず、作業できる。
テキストのp.82 2にあるが、グラデーションレイヤーの効果を「描画色から透明に」するには、グラデーションレイヤーを作成する前に、ツールボックスで、「描画色と背景色とを入れ替え」をクリックして(ショートカットキーでは、半角のxキーイン)、描画色を白に変更しておくこと。(ショートカットキーについては、先日配布のクイックリファレンスカードを参照のこと。)
「グラデーションマップ」は、直接、画像に対して変更を加えるのではないので、ファイルサイズが大きくならず、スピーディに作業を行える。
テキストのp.91でのダイアログボックスは、p.83と同じになって間違っている。「グラデーションマップ」では、効果が違う。特に、銅はすごい。
「ベクトル図形ツール」は、Photoshop6.0の新機能である。(イラストレータと同様に使える)。矩形ツール、カスタムシェイプツール(定義、使用)
ブラシで書き加えたいのに、うまくいかない。->加えたい画像(レイヤー)がアクティブか?
シェイプツールで描いた図形を選択ツールで選択できない。->パスコンポーネントの選択ツールを使う。
はじめに「べた塗り」を適用したが、グラデーションに変更できる?->変更したい「塗りつぶしレイヤー」を選択して「メニュー」の[レイヤー]から[レイヤー内容の変更]-[グラデーション]を選ぶ。
これまでに学習した機能を使って、皆さんの画像での合成作品を作って下さい。
(参考)作品は、圧縮して保存した元の画像と合成作品の画像と2つのファイルをWord文書に挿入→図→「ファイルから」として貼り付け、タイトルと作成日、番号と作者名、考察を追加すること。考察では、元の画像、作品の説明、使用したツール(機能)とその操作の概要、感想などを述べる。