画像をより美しく仕上げる方法を解説している。テキスト用のサンプル画像を読み込んで、基本操作を学ぶ。保存については、Photoshopの標準のファイル形式ではファイル容量が大きいので、圧縮したものを保存(「Web用に保存」p.25、184-185を参照)しよう。
ズーム(スクリーンでの表示を拡大縮小する)と、ドキュメントのサイズを変えずに解像度を変えるのとは、スクリーンでの表示については、効果が違う。p.35の「ワンポイント 目的にあった解像度を設定する」にあるが、注意が必要である。(これは、カメラや、スキャナでの取り込み時にも関係する。)
p.39「ワンポイント トリミング範囲の変更」にあるが、アンカーポイント上でのポインタの形によって、できることが異なる。
ワンポイント 「スタンプツールとは」、「ブラシサイズの選び方」、「調整ありと調整なしの違い」、「マウスポインタとブラシサイズに変更」、「パターンスタンプツールとは」、「他の画像に移植する」は、重要。
コピースタンプツールでは、ツールオプションバーの「調整あり」をオフにした方が、コピー(ドラッグ)を開始するごとに、コピー元の開始点(+)からのコピーとなるので、ゴミなどを消すのには良い。
パターンの定義をするには、先に「矩形選択ツール」でドラッグして、パターン定義を実行すること。
露出のあっていないものや、故意に明るく/暗くしたい場合にも、Photoshopは柔軟に対応できる。画像の色合いも自由に変更できる。
現在の画像の取り巻きに、それぞれ6色の色名の付いた画像がある。各画像は、色の名前の成分が強調されており、クリックすると成分を追加強調できる。強調を弱めたいときは、現在の画像の対極にある成分色名の画像をクリックする。これらの対局している色は補色の関係にある。
色相、彩度、明度を個々に調整することができる。
2章で学習したツールを使って、皆さんの画像を修正して作品を作って下さい。
(参考)レポートは、「Web用に保存」で圧縮した「元の画像」ファイルと圧縮した「修正後の画像」ファイルをWord文書に挿入→図→「ファイルから」として貼り付け、タイトルと作成日、番号と作者名、考察を追加すること。考察では、使用したツール(機能)とその操作の概要、感想などを述べること。
幾つかの作品を印刷し、提出のこと。カラープリンタがこの教室に無いため、moなどで別の教室のプリンタに出力している。しかし、プリンタを用意する予定であるので、設置されたら、プリンタの追加をして、そのカラープリンタを指定すれば、カラーで印刷できるようになる。まず、印刷プレビューで確認してから、印刷のこと。