2年間の専門課程の卒業式が終わりました。2年生の30名全員が、揃って卒業できたのだけども、実態はどうでしょうか。「欠席時間に対しての厳しさが足りなかったのではないか?」との反省の念があります。進学での合格者・就職内定者の卒業取り消しは、確かに、大変ですが。
就職する人では、既に、内定先の研修や実習を受けている人もいます。その方たちの話を聞くと、企業での厳しさが伝わってきます。進学の人たちが、応用課程の2年間をどれだけ、真剣に学ぶかによっては、職業での実力は、分からないのではないでしょうか?本気でやらないと、顧客の満足する成果が出ないわけですから。
前田先生の「情報技術科のお別れ会」での挨拶で、「就職したら、3年間は辛抱しなさいよ。」との話がありました。休日や給料などいろんな不満があっても、皆さんは、仕事を教えてもらうわけですから、小生も、同感です。自分の夢を持って、それを実現していくためのステップとして、一日一日をすごして欲しいのです。
内定できなかった・内定にしなかった方へ:現在の日本の豊かさが、「無理に就職しなくてもよい。」状況を作っているようにも感じます。しかし、フリータでは、将来が思いやられます。自分の夢を持って、それに向かうためでなら、それも良いとは思いますが。何が自分に向いているのかは、考えても分からないのですから、実際に体験するしかありません。考えたうえで、行動してみてください。そこで、再度、考えたら、少しは、賢くなっているでしょう。
私は、38年間のサラリーマン生活を、みなさんと一緒に、定年で終わります。「いすゞ自動車」で,2年間の車体設計の仕事から、コンピュータを使う仕事に変わって、ずっと、いろんなプログラムの設計や製作、コンピュータを使っての解析などの仕事をやってきました。職場や会社は、いくつか変わりました。この12年間は、情報処理・技術を教える(教育する)仕事で、これも難しいことでした。しかし、コンピュータはすごいと思います。インターネット、Excelなどこれからも,私の定年後の仕事や趣味の道具として使っていきます。
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