2001年7月11日 作成 関谷トップページへ アプリケーション演習2001 トップページへ

「アプリケーション演習」(2001年前期)No.12 (Illustrator9)3.カラフルなイラスト 4.イラストの加工、5.テキストのデザイン

On Lineヘルプのエラーについての対処

 C302/3教室のWindows2000での一般ユーザは、Illustrator9.0ヘルプでブラウザが起動しない。このため、このヘルプファイル"C:\Program Files\Adobe\Illustrator 9.0.2\Help\Help.htm"のショートカットをデスクトップに作っておく。これを開けば、ブラウザIEが起動して、ヘルプが参照できる。(あるいは、IEを別に起動して、ファイル"C:\Program Files\Adobe\Illustrator 9.0.2\Help\Help.htm"を参照し開いた後、「お気に入り」に「イラストレータのヘルプとして登録しておく。次回からは、IEを起動して「お気に入り」から「イラストレータのヘルプ」をクリックして使う。)

実習の進め方−テキストの例題、作品の作成

 Illustratorの学習の2回目です。前回は、作品を作るのに、ほとんどの皆さんが、まだ学習していなかった色を使ってた。今日は、一通り、3章の色の使い方から、実習する。そして、各章が終わったら、その章までの学習した機能を使って各自の作品を作る。まだ、テキストで学習していない機能を使いたい場合は、ヘルプやテキストの参考ページを参照すること。

(Illustrator9.0J)第3章 カラフルなイラストにチャレンジしよう

実際に紙に色を塗る場合、何度もやり直せるものではないが、Illustratorでは、自由に色のイメージを変更し、画面の上で試行錯誤できる。華やかなイラストを作成する。

17.色の基礎知識-カラーモード-

 画面など-光の3原色(RGB:赤Red, 緑Green, 青Blue)
 印刷物-色の3原色(CMYK:シアンCyan, マゼンタMagenta, イエローYellow, 黒Black)
 これらの成分の指定は、カラーパレットで設定する。(p.62)

 カラーモードの設定、変更、調べる-書類情報(オブジェクト)

18.カラーパレットと塗り・線

 色:カラーパレットでは、「スペクトル」(見た目)、「カラーバー」△のスライダー、数値から指定する。

 塗りの色と線の色:ツールボックスの下の方にあるボタンで指定する。そのほかに、グラデーション、色、色の指定なし等のボタンがある。

 対象のイラストを選択し、カラーパレットで色を指定する。線は、線幅の指定による。
 色の変換は、カラーパレットのオプションボタンをクリックし、メニューを選択する。(p.63 Check Point)

19.イラストを塗りつぶす-スポイトツール・塗りつぶしツール

 ツールボックスで、スポイトツールをクリックし、対象上でくりっくする。(塗りと線の色が採取される)。次に、スポイトツールを押し続け、塗りつぶしツールを選択して、現在設定してある「塗り」と「色」を摘要したいイラスト上でクリックする。これは、何度でも繰り返して塗りつぶすことができる。(MS-Officeでの書式のコピーと貼付けに近いが、操作の順序などは違う。)

20.色の反転・グレースケールに変換

 イラストを選択して、メニュー(フィルタ−カラー-カラー反転)か、パらーパレットのオプションでカラー反転をクリックする。グレースケール(モノクロ印刷用)も同様。

21.色の調整-彩度調整・カラー調整

22.グラデーションを使う

 グラデーションパレット、グラデーションツール、グラデーションメッシュツールを使う。
 グラデーションパレットで、塗りを指定すると、あらかじめ用意された白黒のグラデーションが適用される。つぎに、カラーパレットのオプションボタンのクリックで、CMYKなどの色を指定するとカラーバーの色を指定できる。
 中間色については、グラデーションスライダの下の線をクリックして、中間色ボックスを追加した後に色を指定する。

23.色をブレンドする-ブレンドツール

 色だけでなく、形もその中間を自動で作ってくれる。モーフィングに利用できる。

FAQ

イラストレータで作品を作る

 2章から3章までで学習したツールなどを使って、皆さんの作品を作って下さい。
 作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に、「文字」ツールで入れること。文字ツールの使い方に付いては、テキストの5章 テキストのデザイン(p.104-105など、下に紹介)を参照のこと。

(Illustrator9.0J)第4章 イラストを加工してみよう

 イラストの回転や傾斜、拡大・縮小などの加工(編集)を紹介している。ベジェ曲線の使い方も紹介。

24.イラストの回転・旋回

 選択したイラストの「回転」のほかに、中心からひねりまわすような「旋回」の機能がある。これらの中心点は、ドラッグの前にクリックしたところがあれば、それが使われる。

25.イラストを反転・傾ける

 イラストの中心点を

26.イラストの拡大・縮小

 バウンディングボックスをドラッグする。「拡大・縮小」ツールを選択して、ドラッグする。拡大・縮小ツールをダブルクリック後、拡大・縮小のダイアログボックスで数値を入力する。

27.曲線を書く(ベジェ曲線)

 ペンツールで、始点をクリック、次に終点をプレスしたままでドラッグするとハンドルが引き出されるので、方向を決める。さらに、アンカーポイントの追加や削除(始点や終点も)、切り換え(スムーズポイント、コーナーポイント)を行う。

28.パスの分割(はさみツール・ナイフツール)

 はさみツールは、パスを分割する。ナイフツールは、イラストを横断するように切り込むことで、そこを切断面とした新たなパスを作成する。

29.パスの連結

 アンカーポイントを指定して連結する。

30.パスのアウトライン、パスのオフセット

 パスのアウトラインを作成すると、そのパスと同じ塗り幅を持つオブジェクトになり、グラデーションやパターンなどの配色ができる。
 パスのオフセットを使って、コピーが出来る。

31.パスを型抜き・不用なパスの削除(パスの分割・削除)

 型抜き:2つのイラストを選択して、メニューから「オブジェクト」→「複合パス」→「作成」を選択すると、イラストの重なる部分で内側の透明なパスが作成される。

FAQ

イラストレータで作品を作る

 2章から4章までで学習したツールなどを使って、皆さんの作品を作って下さい。
 作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に、「文字」ツールで入れること。文字ツールの使い方に付いては、テキストの5章 テキストのデザイン(p.104-105など、下に紹介)を参照のこと。

(Illustrator9.0J)第5章 テキストをデザインしよう

 テキストをデザインの1つとして扱うことはもちろん、テキストをレイアウトする機能もあるので、チラシやポスターを作成する場合にIllustratorが使われる。テキストの扱いについての基本的な操作を学ぶ。

32.テキストを入力する

 「文字」ツールを選択して、クリックした点からの入力、左上から右下へドラッグして指定した範囲に書くこともできる。(これは、MS-Officeでのテキストボックスの操作と同じ)。
 ペンツールで適当な線を描いた後、文字ツールの「パス上文字」ツールを選択すると、線に沿ってテキストが入力できる。(縦書き、横書き)

33.フォントやサイズを設定(編集)する

 「文字設定」パレットを使う。

34.段落設定

 「段落設定」パレットを使う。

35.タブルーラの設定

 「タブルーラ」パレットを使う。

36.テキストエリアのリンク

 2つのテキストエリアを選択して、「文字」の「ブロック」→「リンク」をクリックする。

37.テキストエリアの回り込み

 テキストエリアの前にイラストを置く。両者を選択して、「文字」の「回り込み」→「実行」をクリックする。

38.文字をグラフィックとして扱う-テキストのアウトライン化-

 テキストをアウトライン化すると、グラフィックとして扱える。グラデーションを掛けるなど。

39.アウトライン化テキストをまとめる-グループ化

 テキストをアウトライン化すると、必要に応じてグループとして扱える。グラデーションを掛けるなど。

FAQ

イラストレータで作品を作る

 5章で学習した機能で、皆さんの作品を作って下さい。
 作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に、「文字」ツールで入れること。

レポートについて

 最後の作品を印刷し、提出のこと。作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に「文字」ツールで入れること。印刷では、カラープリンタC302PR02を指定すれば、カラーで印刷できる。まず、印刷プレビューで確認してから、印刷のこと。
 ファイルの提出も行う。フォルダ名を番号と氏名とすれば、ファイル名は、その中で重複しない作品名で良い。フォルダにしないときは、ファイル名を半角の出席番号2桁氏名月日n_作品のタイトル.aiとする(月日は半角で7_11、作品のタイトルは、作品を表すものとする。)
 ファイルやフォルダの提出先は、J:\アプリケーション演習\Illust7_11フォルダとする。