実習の進め方−テキストの例題、作品の作成
Illustratorの学習を今日から3回します。2章以降では、各章が終わったら、その章までの学習した機能を使って各自の作品を作ることにします。まだ、テキストで学習していない機能を使いたい場合は、ヘルプやテキストの参考ページを参照してください。
既に、この「はじめてのXXカラー版」のシリーズを3冊使ってきた。構成などは統一しているので、使いやすいであろう。もちろん、それぞれのソフトの機能が違うのだから,内容は当然、異なってくるが。
目次、本文をめくって見ると分かるように、挿絵(イラスト)を書く道具である。
このソフトの特徴などの製品情報については、アドビシステムズ社のイラストレータWebページ-http://www.adobe.co.jp/products/illustrator/main.htmlなどを参照すると良い。
この教室では、既にセットアップ済みである。個人で購入した場合などに、これを参照してセットアップのこと。
スタートボタンから、デスクトップのショートカットから、クイック起動ツールバーから、Illustrator9.0の起動が解説されている。既にイラストレータで作ったファイルがある場合には、そのファイルからプログラムを起動することもできる。
ツールボックス、パレットについての使い方がある。別紙にクイックリファレンスカードをコピーしたので利用のこと。
「新規書類」ダイアログボックスのカラーモードの2つについての更に詳しい説明がp.60にある。アートボードサイズの単位の設定などについて、p.155を参照のこと。
既存のファイルを開いて、このソフトに添付の例題作品を表示するには、「開く」ダイアログボックスで「フィアルの場所」の右のボタン(▼)をクリックして、C:\Program Files\Adobe\Illustrator 9.0.2\サンプルファイル\サンプルアートを指定する。あるいは、エクスプローラで、このパスをたどって、サイエンスポスター.aiをダブルクリックしても良い。
テキストでは、「保存する場所」として「My Documents」を使っているが、教室では、各自のファイルサーバのホームドライブに、必要なフォルダを作って保存すること。
このセクションでは、PDF形式・EPS形式での保存を解説している。その他の形式での保存は、9章(p.194-201)を参照のこと。
保存したら、エクスプローラで、それぞれのファイルサイズを調べて見ること。
目次(見出しごとに分類)と索引(アルファベット順、あいうえお順)からオンラインでの検索が出来る。しかし、最初は、このアプリケーション・ソフトの専門用語になじみが少ないので、ぴったりした検索が難しい場合がある。
C302/3教室のWindows2000での一般ユーザは、ヘルプでブラウザが起動しない。このため、IEを別に起動して、次のファイル"C:\Program Files\Adobe\Illustrator 9.0.2\Help\Help.htm"を参照し開いた後、「お気に入り」に「イラストレータのヘルプとして登録しておく。次回からは、IEを起動して「お気に入り」から「イラストレータのヘルプ」をクリックして使う。(あるいは、このファイルのショートカットをデスクトップに作っておく。これを開けば、ブラウザが起動する。)
基本のツールを紹介している。ここでの基本ツールを使うと、簡単な線や図形は描けるようになる。実際にイラストを描きながら、基本操作を学ぶ。
「ペン」ツールを選択して、始点と終点をクリックして書く。ポイントとパス、オープンパスとクローズパスなどの用語がある。
「楕円形」ツール、「多角形」ツール、「スター」ツール、「スパイラル」ツール。
「長方形」ツール、「角丸長方形」ツールを使う。マウスでの終点までのドラッグではなく、クリック後の幅と高さの数値のキー入力もできる。
「鉛筆」ツール、「ブラシ」ツールとブラシパレット、「スムーズ」ツール、「消しゴム」ツール
「選択」ツールでイラストを選び、ドラッグしてイラストを移動する。複数のイラストを選択するには、選択範囲をドラッグする。「ダイレクト選択」ツールでは、イラストの特定のパスやポイントだけを選択し、編集対象にできる。
コピー&ペースト、消去(Delete)もある。
。別紙にクイックリファレンスカードをコピーしたので利用のこと。
Ctrl+Z, Ctrl+Shif+Z。
「ズーム」ツールによる。実寸表示に戻すには、ツールボックスの「ズーム」ツール上でダブルクリックする。
「手のひら」ツールやスクロールバーによる。
2章で学習した基本ツールを使って、皆さんの作品を作って下さい。
作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に、「文字」ツールで入れること。文字ツールの使い方に付いては、テキストの5章 テキストのデザイン(p.104-105など、下に紹介)を参照のこと。考察の文字のデザインについては、今回は、5章を参照して出来るところまでで良い。
テキストをデザインの1つとして扱うことはもちろん、テキストをレイアウトする機能もあるので、チラシやポスターを作成する場合にIllustratorが使われる。テキストの扱いについての基本的な操作を学ぶ。
「文字」ツールを選択して、左上から右下へドラッグして指定した範囲に書くこともできる。(これは、MS-Officeでのテキストボックスの操作と同じ)。
「文字設定」パレットを使う。
「段落設定」パレットを使う。
「タブルーラ」パレットを使う。
2つのテキストエリアを選択して、「文字」の「ブロック」→「リンク」をクリックする。
テキストエリアの前にイラストを置く。両者を選択して、「文字」の「回り込み」→「実行」をクリックする。
テキストをアウトライン化すると、グラフィックとして扱える。グラデーションを掛けるなど。
テキストをアウトライン化すると、必要に応じてグループとして扱える。グラデーションを掛けるなど。
最後の作品を印刷し、提出のこと。作品には、タイトル(上の中央)と作成日、番号と作者名(右上)、考察(どこでも良いが、たとえば右下にでも)に、「文字」ツールで入れること。カラープリンタC302PR02を指定すれば、カラーで印刷できる。まず、印刷プレビューで確認してから、印刷のこと。
ファイルの提出も行う。フォルダ名を番号と氏名とすれば、ファイル名は、その中で重複しない作品名で良い。フォルダにしないときは、ファイル名を半角の出席番号2桁氏名月日n_作品のタイトル.aiとする(月日は半角で7_4、作品のタイトルは、作品を表すものとする。)
ファイルやフォルダの提出先は、J:\アプリケーション演習\Illust7_4フォルダとする。