2000年12月12日「参考 ソフトウェア工学」の追加  関谷トップページへ トップページへ 作者へのメッセージ

アビリティ(情報コース)No.19 「AccessT第1章 Accessの概要」 2000.12.4

2000.12.4 関谷

データベースの概要

 テキストの「はじめに」を読むときに、新しい用語が出てきたので、それらの関連ページ(1-1 Acesssの概要、2-1 dbファイルの概要と構築手順、3-5 リレーションシップなど)を見てもらった。
 DBソフトのフリーソフトの例として、postgres95などがある。postgres95 ユーザマニュアル日本語版公開中! 現在のバージョンは 1.3です。

 データベースの設計については、このテキストでは触れていない。参考書などを見てほしい。(例えば、増永良文著、リレーショナルデータベースの基礎、オーム社、1990など。このp.21では、データモデルとして3つ-ネットワーク、ハイアラキカル、リレーショナル-を紹介している。)
 Accessでも、テーブルの正規化(標準化)の機能がある。(以下にヘルプから引用)

テーブル正規化ウィザードを使用してテーブルを複数の関連テーブルに分割する

 Access データベースのテーブルの 1 つまたは複数のフィールドに情報が重複して保存されている場合、テーブル正規化ウィザードを使用してデータを複数の関連テーブルに分割すると、より効率的に保存することができます。この処理を正規化といいます。
[ツール] メニューの [解析] をポイントし、[テーブルの正規化] をクリックします。
[テーブル正規化ウィザード] の手順に表示される指示に従ってください。
ウィザードでテーブルの正規化が自動的に実行されるようにするか、またはウィザードで作成されるテーブルを独自に指定することができます。示された新しいテーブルを定義した後、元のテーブルとのデータの矛盾点を解決するための情報が表示されます。最後に、クエリを作成すると、分割された複数のテーブルのすべての情報を、元のテーブルと同様の単一のデータシートで表示することができます。
メモ Access プロジェクトでは、テーブルが SQL Server データベース内に存在します。そのため、テーブル正規化ウィザードは使用できません。

はじめに

 Access:やさしい操作性と優れた機能を兼ね備えたリレーショナル型のデータベースRDBソフトウェア。
 初心者向けに、基本的なデータベースを構築できるようになることを目的とする。
 「売上管理」データベースの構築を事例として、RDBの仕組み、データの格納(テーブル機能)、データの抽出や集計(クエリ機能)、入力画面の作成(フォーム機能)、各種報告書や宛名ラベルの印刷(レポート機能)を学習する。

目次

 このテキストには、索引が無いので、特に、目次は重要である。必要に応じて、自分で書き込みを加えるのが良い。

本書をご利用いただく前に

 環境、構成、記述法、製品名、データCDROMなどについて説明している。

第1章 Accessの基礎知識

 Accessの概要、起動と終了、画面構成、コマンド操作、ヘルプの使い方などを解説している。ここは、今後の学習で必要になったら、参照すること。

1-1 Accessの概要

1-2 Accessを起動する・終了する

1-3 Accessの画面構成

1-4 Accessの構成要素と機能

1-5 コマンドの操作方法

1-6 ヘルプ機能

第2章 データベースファイルの作成

2-1 「売上管理」データベースファイルの概要と構築手順

 テキストでは、Accessによる事例を学習する。一般的に、業務をコンピュータで処理するときの文書化の標準としては、「JIS X 0126 応用システムの文書化要領」がある。この付属書2では、データ文書化要領がある。

 

参考 ソフトウェア工学

 ソフトウェア工学(ソフトウェアの品質や生産性の向上を工学的に行う)では、システム・データのモデリング・開発のアプローチ方法はいろいろとある。構造化分析データ中心アプローチオブジェクト指向手法、 (参照:オブジェクト指向入門)などである。

2-2 データベースファイルを新規に作成する

以上